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25歳が副業で月50万円。継続すれば本業にもメリットが

学び

 サラリーマンという言葉が生まれて以来、これほどまでに将来不安が膨らむ時代があっただろうか。終身雇用が崩壊し、大企業では40代半ばでの早期退職募集が続出。さらに「老後2000万円問題」に象徴されるように、定年後など悪夢しか描けないような状況だ。

成功

「ひとつの会社に身を捧げる」といった価値観とは無縁の若手社員のなかには、入社後すぐに副業を始める人も。その姿から、これからの時代に求められる生き方を改めて考えてみよう。

リスクを冒さず人生を前進。いい成果はいい過程が生む

「やりたいことをするのって後悔せずに生きるための手段だなと思っていて。それを探すのは難しいですけど、逆に『やりたくないことを見つける』ようにしたら、現実的な副業の道筋が見えてきたんです」

國富さん

銀行からスタートアップへの転職という異色の経歴。銀行員時代はお金の知識を学ぶために当時は生活を本業に全振りしていた

 そう語るのはウェブマーケティング企業勤務の傍ら、自身の運営するサイト「ブログカレッジ」で副業や働き方をテーマに情報を発信する國富竜也さん(25歳・年収550万円)だ。ブログ経由のアフィリエイトと広告収入で、毎月約50万円を稼いでいるという。

「朝は5時半に起きて出社までの時間にブログを執筆。通勤や隙間時間にも記事の企画や構成を考えています。18時に会社を出て帰宅して、20時半までに食事など済ませて23時までまた副業といったルーティンです。会社は副業OKなので、定時以外は副業にフルコミットできています」

 毎日3~4時間は必ずブログに充てるという國富さん。けっこうな労力に感じるが、続けていてしんどくなることはないのか?

「大学時代に採用サービスを手がけるIT企業でインターンをしていて、そこで『過程を楽しめなかったらいい結果は出せない』ということを学びました。僕はもともと幸せや人生についてなど哲学的なことを考えるのが好きなので、ブログで発信すること自体が楽しいんですよ」

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『転職と副業のかけ算』

『転職と副業のかけ算』

「転職アドバイスが的確すぎる!」「motoさんの発言を参考にしたら年収が上がった!」など、各種SNSで圧倒的支持――! 年収240万円の地方ホームセンター勤務から、4度の転職と副業を駆使して年収5000万円を稼ぐようになった「次世代型サラリーマン」の初の著書。

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