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人気「婚活アプリ」の活用事情。ユーザーの70%超が20代なのは?

「本気女子」はゼクシィに集う?

 働く20代に限って男女比をみると、女子率が圧倒的に高いのは「ゼクシィ縁結び」。「タップル誕生」はやや男性が多く、他の3アプリはほぼ半数ずつでした。全ユーザーだと「ゼクシィ縁結び」以外どのアプリも男性比率が高いなか、女性は「ゼクシィ」支持者が多く、とりわけ20代ワーキング女子の信頼が厚いようです。

婚活アプリ

図表 5:主要婚活アプリのユーザー属性(2017年7月-2019年6月、男女別)

 ちなみに「Pairs」「タップル誕生」「Omiai」「with」の月会費(1か月払い)は男性が3400~3900円、女性は基本無料です。「ゼクシィ縁結び」のみ男女ともに4298円。なのに、女性が多いということは、かなり結婚本気度高い層が集まっているかもしれません。

「Pairsエンゲージ」が狙うのも、このあたりのセグメントとみられます。

2人合わせて400万円?収入と結婚意欲

 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の「20代の金銭感覚についての意識調査 2018」によると、20代が結婚を決める世帯年収の境界は400万円。2人合わせて400万円あれば43.0%が、500万円あれば60.6%が結婚しようと思えるそうです。愛さえあれば「年収がどんなに少なくても」結婚したい20代は19.1%でした。

「400万円あれば」の回答は、2017年度調査の39.8%から3.2ポイント増えていて、世帯年収がハードルと考える20代は減少傾向という分析です。

結婚

図表 6:結婚や育児の意欲と世帯年収

 ところで内閣府は34歳以下、世帯年収約530万円以下の新カップルが最大30万円の新居費用などをゲットできる「結婚新生活支援事業」を展開し、4月現在258自治体が参加中です。おトク情報はきっちり活用すると同時に、それほどまでに少子高齢化を防ぎたい政府の思惑も、こうした調査データをみるときには考慮しましょう。

 さて、主要アプリのワーキング20代ユーザーの個人年収は200万~400万円未満がボリュームゾーンで、「2人合わせて400万円以上」は軽くクリアできるユーザーが集まっています。300万~400万円未満と平均的20代よりもややリッチなユーザーは「Omiai」と「Pairs」が多め。「タップル誕生」「with」以外はさらに個人年収400万円以上も20%を超えていて、比較的高年収のユーザーが婚活アプリを使っているといえそうです。

婚活アプリ

図表 7:主要婚活アプリの20代ワーキングユーザー属性(2017年7月-2019年6月、個人年収別)