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脇汗防止の注射をしたら異常な汗が…20代男のクールビズで悲劇

学び

 暑い夏。いくら体のニオイ対策をしたところで、汗ダラダラでは意味がありません。昼ごはんを食べるだけで滝のように汗が出てきて、自分の代謝の良さに思わず嫌気が……。そんなビジネスマンも多いのではないでしょうか。

クールビズ

※画像はイメージです(以下同じ)

 今どきは額に汗して働くよりも、暑苦しさを感じさせずスマートな「無代謝男」のほうがモテるそうです。

選んだのは「脇ボトックス」

 高校時代まではボウズ頭の野球少年だった大原司さん(仮名・23歳)。大学では運動をやめて、クラブDJをして楽しんでおり、社会人になった今は大手証券会社で外回り営業マンとして働いています。

「大学時代ですっかりインドア派になったので、社会人になって、急な外回り営業に耐えかねていました。それこそ夏場は、絶対外に出ない生活を送っていたのに、社会人になった途端、インドアな僕の脇は、滝のような汗で、ぐっしょり濡れてしまうんです……。

 特に脇の下は、相手からも見えてしまうところだし、ニオイも若干気になる。なので、女友達に教えてもらったボトックス注射で、制汗することに決めました。調べたら、美容クリニックでできるみたいです」

 ボトックス注射は、顔のエラに美容注射を打って、小顔効果を得るのがメジャーな施術ですが、最近では脇汗防止のための「脇ボトックス」を提供する美容クリニックも増えています。

大手美容クリニックでボトックス注射

クリニック
 ということで、大手美容クリニックで、脇ボトックス注射を受けた大原さん。脇に注射……痛くないのでしょうか。

「大手クリニックで注射しましたが、料金は5万円くらいでした。この不快感から解放されるなら、この金額でも安いもんだと思いました。値段はクリニックによるようですが、『だいたいこのくらいが相場』だと友達も言っていました。

 痛みも、普通の長めの注射って感じで、思ったより気になりませんでした。当日から風呂も入れて、1週間後には効果も見え始め、脇汗は出なくなりました」

 しかし、その後、大原さんは、後悔をすることになります。

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