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ワイシャツから“乳首透け”。新入社員の勘違いクールビズ

学び

 いよいよ蒸し暑い日が多くなってきましたが、企業ではクールビズを導入しているところも多いのではないでしょうか。

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※画像はイメージです(以下、同じ)

 政府が省エネや温暖化対策のために2005年に呼びかけ始めたクールビズですが、今回話を聞いた加藤弘樹さん(仮名・28歳)は新卒時代にクールビズでかなり“イタい”やらかしを経験したとか。

 新卒時代の若気の至りとも言える残念エピソードを話してくれました。

クールビズを理由に“ノーインナー”

「僕が新卒で働いていた会社はIT系のベンチャーで、基本的には服装は自由でした。それでも僕は営業職だったので、普段からスーツで仕事をしていました。

 クールビズももちろん導入されていて、皆ノーネクタイにワイシャツや半袖ワイシャツなどといったスタンダードなクールビズを実践していたんです。そんななか、暑がりな僕はインナー(下着)もつけずに、白いワイシャツを直に着ていました」

 涼しさを最優先し、スラックスにワイシャツ1枚という出で立ちで仕事をしていた加藤さん。なんでも、「ワイシャツから白いタンクトップが透けているような“ダサいおっさんクールビズ”には絶対になりたくなかった」のだとか。

「直シャツが正しい」を信じるあまり…

シャツを着ている男性

「ワイシャツを直に着るのがかっこいいと思い込んでいたんですよね。どこかで“ワイシャツは直に着るのがフォーマルな着こなし”ってのを読んで、それを実践していたんです。インナーを着るとスーツのウエストが膨らんだり、白いインナーが透けて“ツキノワグマ状態”になってダサいし、涼しいからこれでいいじゃん!って。まぁ、インナーがないのでちょっと汗かくと脇下とか胸元が透けちゃってたんですけど、かっこよさを優先してました」

 こういった着こなしは「ワイシャツ=下着」と考えているヨーロッパの国では一般的なんだとか。しかし、日本ではどちらかというとマイノリティな着こなしでしょう。

 そんな加藤さんをよそに、社内、特に女性社員の間ではざわざわとクレームが立ち始めたとか……。

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