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コミュ力を劇的に向上させる「斜に構えない」というマインド

学び

 こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「コミュニケーション力を劇的に向上させる“斜にかまえない”というマインド」です。

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※画像はイメージです(以下、同じ)

 ニュースサイト「デイリーポータルZ」さんの記事「斜にかまえる、かまえないを1分ごとに切り替えるとどうなるか」を読んだのですが、日々の生活のみならず仕事の質や楽しさを大きく改善できるヒントがギュッと詰まった内容でした。今回は、ビジネス的な文脈で「斜にかまえる」について考えていきます。

 上司やお客さんとのコミュニケーションがうまくいかず、悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

斜にかまえている状態とは?

 そもそも「斜にかまえる」というのはどういう状況を指すのか、調べてみました。

物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨む”(コトバンク)

 わかりやすく言いかえると、「くだらないな」「ばからしいな」「つまらないな」など、皮肉った態度を取ってしまうことになるでしょう。

 子どものころは、ほとんどの場合は素直で、いろんな物事に感動します。読んだ絵本、友達との遊び、レストランでの外食、そのどれもが新鮮で、ひとつひとつに大げさなほど感情を動かし、喜びを体で表現するのです。

 しかし、だんだんと歳を取るにつれ、そのような素直な態度が取れなくなってきてしまいます。そして、社会に出て「こんなんじゃだめだ」「もっとしっかりやりなさい」と会社から注意をされ続けていると、さらにその傾向が加速します。

 いつの間にか、物事や人の欠点を探したり、「どうせうまくいかないよ」という投げやりな態度を取ってしまうようになるのです。まさに、斜にかまえてしまっている状態です。

「斜にかまえる」がクセになると…

ブラック

 このようなコミュニケーションスタイルがクセになってしまうと、人との関係はうまくいかなくなってしまいます。あなたの恋人が食事を作ってくれたという状況をイメージしてみてください。そこで、斜にかまえまくっているあなたは、こんなことを言うでしょう。

「メシ作るのにどんだけ時間かかってるんだよ。もっと手際よくやれよ」
「時間かけた割にはあんまりおいしくないな。今度からはわざわざ作らなくていいから外食しようぜ」
「どうせ暇なんだからもう少し料理の勉強でもしてみれば?」

 こんなことを言われたら、あなたの恋人はどう思うでしょうか。「もう二度と料理なんか作らない」「この人といると疲れるし、嫌な気持ちになる」と思うでしょう。少なくとも、関係が良くなることはないです。

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