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「こいつは即戦力になりそうだ」と思わせる面接の話し方のコツ

学び

面接で“活き活きと語る”ために考えること

 こういう話し方ができたら、面接官にヒットしそうですよね。このような語りをするためにも、

・対象企業のビジネスモデル
・自分の今までの経験の棚卸し
・自分が考える強みとその活かし方

 など事前に考えておく必要があるのです。

「内定をもらおう」だと面接でスベってしまう

面接

(C)Fizkes

 逆に、「なんとかして内定をもらおう」と考えながら話していると、あまり良い評価はもらえません。内定をもらうための小手先の志望動機や自己PRなどを面接官は想像以上に簡単に見抜きます。

 そして、「あなたがもし内定をもらったら、どのように活躍できますか?」という質問を受けたときに、付け焼刃の企業研究や自己分析では太刀打ちができません。

 あなたはそもそも「内定をもらうこと」がゴールではないはずです。よりよいチャンス、環境求めているのは確かですが、その先には理想とする働き方や、社会に還元したい価値があるはずなのです。そこをしっかり考えて、その材料として企業や自分自身の分析をしていくのです。

「内定をもらおう」ではなく、「すでに入社している前提で、どのように活躍するか」という観点で考える。いろいろなスキルをつけることも大事ですが、このマインドセットがあるかどうかで、内定率も大きく変わってきますよ。健闘を祈ります。

<TEXT/Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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