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“3足のわらじ”で活動する「日本一都市伝説に詳しい」音楽家の来た道

若い人はもっと海外に目を向けるべき

音楽

都市伝説は少しずつお客さんを増やしていきたい

――では、久樂さんの今後のヴィジョンがあれば聞かせてください。

久樂:「自分が作りたい、歌いたい曲」を個人の力で実験的にどこまで広げられるのかという野望がLogeqではあります。楽曲提供については、国内だけでなく、海外のミュージシャンとお仕事ができたら嬉しくて、都市伝説はスタンスを変えず、コアな人たちに話を聞いたり、僕が面白いと思った話をしたりして、少しずつお客さんを増やしていきたいですね。

――最後に20代のビジネスパーソンにメッセージがあればお願いします。

久樂:偏った意見ですが、上司がどうとか、仕事にやり甲斐を感じられないなら、会社は辞めていいと思います。今は昔と違って、自分でプロモーションできる時代だし、アメリカの音楽ビジネスも、完全にCDからストリーミングに主流が移っていて、20代のミュージシャンが独力で億万長者になっている空前の音楽バブルなんです。

 だから、若い人は海外に目を向けるのも、チャンスかもしれない。僕はパソコンで曲をつくったのが、30代後半で圧倒的に遅かったけど、もし今の時代に20代から始めていたら……ってうらやましい限りですからね。

<取材・文/鈴木旭 撮影/市村円香>

【久樂 陸/くだら りく】
ヴォーカリスト、音楽プロデューサー、都市伝説テラーの「3足のわらじを履く男」として唯一無二の多岐に渡った活動を展開中。ソロプロジェクト「Logeq(ロジェック)」ではアメリカ、ヨーロッパ、アジアを中心にワールドワイドなライブ活動やリリースを行なっている

フリーランスの編集/ライター。元バンドマン、放送作家くずれ。エンタメ全般が好き。特にお笑い芸人をリスペクトしている。個人サイト「不滅のライティング・ブルース」更新中