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国内シェア4位だけど……「エースコック」の侮れない海外戦略

ビジネス

「スーパーカップ」「スープはるさめ」などの人気即席麺で知られるエースコック(大阪府吹田市)が4月13日、官報に掲載した第64期決算公告(17年1月~17年12月)によれば、売上高は433億8600万円(前年同期は420億6400万円)でした。

 また、経常利益は22億800万円(前年同期は18億9900万円)、累積の利益や損失の指標となる利益剰余金は162億6200万円(150億3900万円)だった。

時代を先駆ける商品を生み出した確かな開発力

エースコック

「エースコック」決算公告

エースコック」の創業は1948年。「ワンタンメン」や「わかめラーメン」といった名作即席麺から「スーパーカップ1.5」「スープはるさめ」といった、その時代の気分を捉えた売れ筋商品まで、数多くの人気商品を抱える即席麺メーカーです。

 国内シェアこそ、「日清食品」「東洋水産」「サンヨー食品」に次ぐ4位ですが、新商品の開発競争が激しい業界にあって、同社が業界に先駆けて作った人気商品やカテゴリも多いです。

 上記に挙げたような看板商品はもちろん、カレー味のラーメンや餅を入れた“力うどん”といった商品も、同社が業界で初めて販売しています

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