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裏アカウントで顔出し!誤爆で人生終わった29歳会社員の末路

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 リアルでは人に言えないことを、匿名でネットに吐露する裏アカウント、通称「裏垢」。もはや今の若者には必需品と言ってもいいような、言論の自由の約束されたオアシスです。

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※画像はイメージです

 裏垢を使う人は、リアルの友人たちの繋がるアカウントと分けて裏垢を使うので、ログインできるアカウントの数が多くなりがち。

 今回はそんな複数アカウントを使い分ける男性の、まさかの「サイバー誤爆」失敗談です。

アカウントは常に4つ使用。SNS好きに降り掛かった災難

 ベンチャー企業でSNSやウェブのマーケティングをしている香川透さん(仮名・29歳)。もともとネットが大好きだったカレは、今でもSNSをよく使うほうなんだとか。

「Instagramより、Twitter派なんです。リアルの友達にネットでマウンティングしたいわけではなく、匿名の場でのみんなの発言を見るのが好きだったので。

 Twitterのアカウントは常に見るものを4つ使っています。リア友用の本アカ、情報収集のためだけのフォロワーなしのアカウント、匿名顔出しなしの裏垢、本業で使っている企業の運用アカウントです」

 絡む人によってアカウントを分けるというのは、SNS世代にとっては当たり前の話。しっかりアカウント分けしていたはずの香川さんは、どうして誤爆してしまったのでしょう。

いつのまにか出会い目的の「裏垢男子」に…

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 ことの発端は香川さんの裏垢が、ネットで有名になってしまったことなのだそう。

「はじめは職場や彼女のグチを言うためのアカウントでした。好きなことをつぶやいているだけでしたが、いつの間にか、僕のグチに共感してくれるフォロワーが増えていました。フォロワーに女性が多かったこともあり、いつしか僕は裏垢を、女性との出会い目的の“裏垢男子”アカウントとして使っていました。フォロワーも多くなり、調子に乗って声のみのツイキャス配信までしていました」

“裏垢男子”というのは、Twitterで女性との出会いを求める男性アカウントのことです。裏垢男子アカウントは、“裏垢女子”と呼ばれる女子アカウントとの交流のために使っている人がほとんど。

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