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「おじさんのセクハラより、お局さんの嫉妬のほうが怖い」20代女性社員の悩み

ビジネス

 女性の多い職場で、男性には知りえない、女性間のハラスメントが起きることもあるようです。強要的なハラスメントとは違う、ネチっこいしがらみとは――。

都心の夜の景色

※画像はイメージです(以下同じ)

 アパレル系企業に勤める間々田優子さん(仮名・25歳)。女性同士の上下関係に悩む彼女に今回、「お局(つぼね)さんハラスメント」のエピソードを聞きました。

アパレル会社のレディース部は「お局だらけ」

 アパレル会社でレディース服のサイト運営を担当している間々田さん。社全体ではメンズ服の取り扱いもあるため、男性の多い部署もありますが、彼女の部署は女性が多数派。長年、勤務する人も多いそうです。

 女性職場は時と場合によって、男性職場よりも熾烈な年功序列に縛られてしまい、間々田さんの部署はまさにそれ。勤続年数の長い女性何人かが「お局さん」というポジションで君臨しており、後輩たちは誰も逆らえないのだそうです。

 部署を横断して男女混合で行われる飲み会もあり、彼女はその大規模な飲み会に悩んでいます。

ピンクレディー仮装でおじさん上司からアルハラ

飲みハラ

「メンズ服の部署には40代以上の男性も多く、女性社員も少ないので、レディース服部署とメンズ服部署の混合飲み会はまるで合コンのような空気が流れるんです」

 そんなおじさんたちも参加する飲み会の会場は、必ずカラオケ付きの居酒屋。

「レディース部署の中でも一番若い私は、メンズ部署のおじさんたちにピンクレディの『渚のシンドバット』『UFO』を振りつきで踊らされるんです」

 ありますよね、おじさんのカラオケハラスメント。若手のうちはおじさん世代が分かる曲をカラオケで歌わなくてはいけないこと。振り付きで踊って上司の機嫌を取ることも仕事のうち。なんて言われること、よくありますね。

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