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営業成績ビリの新卒社員を劇的に変えた先輩の「ナンパ式営業特訓」

学び

「数字が上がらない」。営業職をしている人にとって、業界問わず直面する定番の悩みではないでしょうか。

営業成績・年収

※画像はイメージです(以下、同じ)

 金融業界で働く全宅ツイ会員「金融アスペ君」(@samayou_banker)も、新人時代に営業成績が伸びず苦労した経験の持ち主です。

 そんな時、先輩から課せられたある“特訓”が役に立ったといいます。

地方銀行で“朝から晩まで”飛び込み営業

 地方銀行に入行した金融アスペ君が、新卒1年目の業務として任されたのが、飛び込み営業で住宅ローンの借換え契約を取る仕事でした

「会社から携帯電話と住宅地図を持たされて、朝イチでマンションや住宅街に連れて行かれました。そこで先輩から『話聞いてくれる先見つけるまで帰ってこなくていいよ』と言われて放流されて。

 マンションだと1日300件くらい訪問してましたね。一日中ピンポンを押しては爆死を繰り返してました。戸建て分譲地域だとマンションより戸数が少ないので、そのエリアを回りきったらもう一度最初から……2周めに入ります」

 慣れない飛び込み営業に対する反応は冷たく、ことごとく断られる結果に。メンタルも徐々に蝕まれていったそうです。

2か月連続、契約ゼロで焦りはじめる

ビジネスマン

「正直、自分が必要とされていないんじゃないか? とか、これは時間の無駄遣いなんじゃないか? とかいろんな思考が頭をグルグルしてましたね」

 営業で結果を出せない→ますます後ろ向きな思考になるという、悪循環に陥ったといいます。

「ずっとそんな調子でしたから、5月ぐらいから始めて2か月連続で“ゼロ”でした。同期とは私用の携帯で励まし合ってました。みんなも苦戦してたのですが、やがて見込み客を見つけ出して、『やべー!』って焦りましたね」

 そんな金融アスペ君の様子を見かねた一個上の先輩から、ある日、「営業の特訓だ!」と言われて仕事後に連れ出されることに。

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