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噂の「iPhone SE2」スペックを予測。値段は4万円台前半か?

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 Siriによると、「iPhone」は秋の季語なんだそうである。ここ数年の新型iPhoneの発表はきまって9月だから、納得のいく話だ。

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※イメージです(以下同じ)

 しかし、このサイクルから外れたイレギュラーな存在があった。2016年の3月に発表された「iPhone SE」である。SEは「Special Edition」の略とされ、正規のナンバリングを外れた特別な存在として登場した。

 それから4年が経過した今日、この「SE」を継ぐ新しいiPhoneが発表されるのではないかという噂が流れている。

「新型iPhone SE」にまつわる伝説は、これまでに何度も流布しては消えていった経緯があり、今回も「今年の春に出る!」とは断言できない。しかし市場の期待が大きいのも事実。今回はそんな「iPhone SE2」(便宜上の呼称)の可能性について考えてみたい。

寝耳に水だったiPhone SE登場

 2016年当時、メインストリームとして販売されていたiPhoneは「6s」系列だ。「6s」の画面サイズは4.7インチで、初代iPhoneから「iPhone 5s」まで長らく変わらなかったタッチパネルの横幅も、大きく膨らんでいた。

 これには賛否両論があった。写真や動画がでかでかと映るのは良いのだが、片手でホールドしたまま、親指だけでタッチパネルをうまく操作するのが難しいのである。つり革を掴んで電車に乗るとき、あるいは寝しなに各種サイトを読みふけるとき、これはたいへん不便となる。

 実は筆者も、折悪しく「SE」を手にできなかったひとりである。SE発表のわずか2週間前、それまで使っていたiPhone 5が故障し、うんともすんとも言わなくなってしまったのだ。“片手持ち”できない点で妥協して6sを買い、いまだに使い続けているのだが、もしラインナップにiPhone SEがあったら迷わずそちらを選んでいただろう。

 やはり“片手持ち”できないのは都合が悪く、いまだに「小さなiPhone」を切望している。少なくとも、6sよりも大きなタッチパネルの機種を買いたいとは思っていない。

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