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サブウェイ、クリスピードーナツ…大量閉店から再起をめざす秘策は?

ビジネス

 多くのメディアで取り上げられ、長蛇の列が連日できていた人気店も、移り変わっていく時代のニーズに対応できなければ苦境に立たされてしまうものです。

カフェ・スタッフ

 とりわけ昨今は、人件費の高騰により、外食サービス業は人手不足からなる労働環境の悪化が問題視されています。

 農林水産省食料産業局が発表した「外食・中食産業における働き方の現状と課題について」では、欠員率は他の産業に比べて2倍以上高いことや、離職率の高さも指摘されています。

 10月30日放送の『ガイアの夜明け』(テレビ東京)では、大量閉店や赤字の憂き目にあっているサンドイッチチェーン「サブウェイ」とドーナッツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」のかつての栄光を取り戻す挑戦が紹介されました。

牛肉の名店とのコラボ。あえて肉で勝負「サブウェイ」

サブウェイ

photo by Kirakirameister

 サブウェイが日本に上陸したのは1992年。

 お客さんの好みに合わせて作る「オーダーメイドサンドイッチ」が特徴で、野菜の種類が豊富で量も無料で増やせることから、健康志向の女性や、野菜が不足しがちな独身男性に人気がありました。

 しかし、野菜を中心としたメニューが他のファストフードやコンビニでも増えたため、差別化が難しくなり最盛期には477店あった店舗は313店まで激減してしまいました。また15年12月期から3期連続の赤字が続き、窮地に立たされています。

 日本サブウェイ社長の角田淳氏は番組内のインタビューで「野菜だけでなく、他のものもプラスアルファで楽しんでもらえる商品を出していきたい」と答えました。

 巻き返しの一手として開発したのは、肉の味にこだわったハンバーグサンドイッチ。牛肉の名店「格之進」とコラボレーションし、同店の人気メニュー「金格ハンバーグ」を使った新作サンドイッチで、肉の旨味を最大限に引き出すために苦心する様子が紹介されました。