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「自己評価が高すぎる」仕事で“パフォーマンス”が出せない人に共通する4つの考え方

学び

 こんにちは、伊藤祐@TasukuIto5)です。Zenyum Japan(ゼニュムジャパン)という透明マウスピース矯正サービス企業の代表取締役社長を務めております。

 今回は「仕事でパフォーマンスが出せなかったときに考えていたこと」というテーマについてお話します。「パフォーマンスの出し方」を考えるのはもちろん大事ですが、その前に「なぜ出ないのか?」を認識するとよいかなと思います。

仕事 悩み

※画像はイメージです(以下同じ)

 ぼく自身、パフォーマンスが出なさすぎて泣きそうだった時期がありました。そのときの考え方の特徴を挙げてみます。

自己評価が高すぎる

 一番最初に頭に浮かんだのがコレです。自信を持つこと、自分を肯定的に捉えることは大事ですが、同時に「自分はまだまだであること」を明確に認識しないと、いつまでも同じミスを繰り返します。ぼくは当時謎の自信に溢れていて、先輩や上司からのアドバイスを100%受け入れていなかったように思います

 どんなことでも、自分がその道の初心者だった場合は、「自分」をかなぐり捨て、先人のアドバイスに100%従うことが重要になります。それによってある程度パフォーマンスが出るようになってから、自分流のアレンジを加えるべきだったなと思います。

全体や目的を考えない

考え込む男性

 次に思い浮かぶのがコレです。目の前の仕事をなんとかせねばと焦るあまり、「そもそもこの仕事は何のためにやってるんだ?」「現状はどうなっている?」など仕事の全体像や目的の把握をしていませんでした。

 目の前のことに集中する、ということ自体は大事なのですが、ベルトコンベア式に流れていく仕事を処理するというやり方だと、「言われたことをこなす」以上の価値を出すことができません。逆に、先輩や上司のレビュー工数を奪い続けるというマイナスの価値になることも多々あります。

 ボトムアップで自分の作業から全体像や目的を把握することができる人もいると思いますが、自分にはそのセンスはありませんでした。今当時に戻れるのならば、いくら迷惑がられても最初にプロジェクトリードの方に時間をたくさん取ってもらい、仕事の全体像や目的の徹底理解をすることから始めると思います

 そのほうが、最終的なパフォーマンスが出しやすくなります。

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