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話題のCM美女・八木莉可子が語る、気持ちの切り替え方「フレンチトーストをイメージ」

暮らし

落ち込むときは感傷に浸りまくる

初恋

――大物ですね。これまでのお仕事を通じて、ダメ出しされたりして、落ち込むことはありましたか? その際、すぐにポジティブな方向へ切り替えられますか?

八木:たとえば監督さんとかに何か指摘されて「なにくそ!」とエネルギーに変えて頑張るという話を聞いたりもしますが、私はそう思えなくて。それは自分がダメだったってことだし、すごく感傷に浸っちゃいます。でもそのほうが自分にはいい感じがしていて。イメージするのはフレンチトーストです。

――フレンチトースト?

八木:浸って浸って、浸りきる。フレンチトーストって浸りきったほうが美味しく焼き上がりますよね。だから、自分も落ち込むときは、落ち切って浸りきったほうが、結果的には良くなるんじゃないかと思うんです。途中で気持ちを切り替えたりすると、学びも少なくなる気がするし、だから私は跳ね返すのではなくて、浸りきります。

母親役、小泉今日子から学んだこと

初恋

――今回、現場では母親役の小泉今日子さんとのシーンが多かったと思いますが、小泉さんからは何か学びましたか?

八木:撮影期間も長かったので、すごくいろんなことを学ばせていただきました。まだ私は役作りということを全然つかめていなくて、作品に臨む気持ちにぼやっとした部分がどうしてもあったので、向かう姿勢を学ばせていただいたのが一番大きいです。それに小泉さんは、スタッフみなさんにすごく気配りされていて、私にもすごくフランクに接してくださいました。それで本当にお母さんと思うことができました。

――中学生のころは生徒会長だったとのことですが、一見落ち着いて見えますけど、お話してみると、とてもハキハキした明るい方なんですね。

八木:そうなんです、なぜか落ち着いて見られることが多いんですよね。「ギャップがある」ってよく言われます。しっかりもしてなくて、すごく方向音痴なので、地下鉄の乗り換えとか、テレビ局とか、空港とか、永遠と彷徨ってます(笑)。

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