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「M-1グランプリ」2度目の決勝、ウエストランドを直撃「めちゃくちゃウケたい」

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2組同時にいくのはマジで今年しかない

ウエストランド

河本太さん

――同じタイタン所属のキュウと2組の決勝進出は快挙だと思います。今年、キュウは決勝にいくと思ってましたか?

井口:「すごくいい」って噂は聞いてました。直接は見られなかったんですよ。M-1予選でも、コロナ対策で舞台袖にいけなかったりするし。ただ、噂で「いいネタがある」って聞いてたから、「今年一緒にいけんじゃないかな」って期待してた感じですね。それが予選を勝ち進む中で、「2組同時にいくのはマジで今年しかない」となってきて。お互いに「こんなチャンスはないぞ」っていうのはちょっと話しました。

河本:もともと僕はキュウのファンなんですよ。キュウがオフィス北野(現TAP)を出てフリーになった頃、僕がマネージャーにタイタンの入所を薦めたぐらい好きでした。ちょっと前にやってた単独ライブもオンライン配信で見せてもらったりもしましたし。だいたいネタは知ってるんですけど、清水(誠)さんに「(M-1で)何やるんですか?」って聞いたりもして。どれもいいネタだったから、キュウさんは「いける」と思ってましたね。

「タイタンを盛り上げたい」気持ちは一緒

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「タイタンを盛り上げたい」気持ちは一緒

――お2人から見て、キュウはどんなコンビですか?

井口:普通なら同じ事務所だし、一応、ライバルみたいな関係になるんでしょうけど。あまりにもタイプが違うから、気楽かもしれないですね。そんなに気にしなくていいっていうか。同じようなジャンルだと、もしかしたらギスギスしたところもあったのかもしれないですけど、それはないのでぜんぜん。

 ただ、清水(誠)さんが後輩ぶるのだけはやめてほしい。僕らはタイタンに入った順が早いだけで、キュウもダニエルズもみんな先輩なんですよ。キュウはコンビ組んで短いから若手ぶっていますけど、清水さんとは年齢も一緒ですし。だから「違うぞ」っていうのは言いたいですけどね、強く。

――ライバルというよりは、仲間に近い関係性だと。

井口:そうですね。あと「タイタンを盛り上げたい」って気持ちも一緒だと思います。M-1決勝に2組が行くっていうのは関東の事務所では初ですし、それを達成したいっていう気持ちはお互いにあったはずなので。今年、タイタンでM-1にエントリーしたのが、6組しかいなかったらしいんですよ。そのうちの2組が決勝いったってとんでもないことじゃないですか。それをもっと広めてタイタンを盛り上げていきたいですね。

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