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外資系コンサルから「長身女性アパレル」で起業した女性社長。きっかけは“敗北感”

ビジネス

「自分サイズの服は心地いい」を味わって

ATEYAKA

「そのためどうしても価格帯は高くなりますし、オンライン購入も可能なものの採寸を希望される方が多いため、そうなると東京・自由が丘のアトリエに来られる人に限定されてしまいます。そこで『10年前の私や、身長170cmの女性も欲しくなるブランド』をイメージし、価格帯や対応サイズの幅を広めた『MIHARU』を作りました。デザインもカジュアル路線やトレンドを取り入れ、できることはぐんと増えた気がしますね」

 さまざまな経歴を重ねて「アパレルブランドの代表」という学生時代には予想もしていなかった道に進んだ大倉さん。

これからは高身長女性ならみんなが知っているブランドにしたいです。認知度が高まればやれることはもっと増えますし、何より『自分サイズの服は心地いいんだ』という気持ちを味わってほしいです」

<取材・文/つちだ四郎>

【大倉加奈子】
学生時代は理論宇宙物理学を専攻。大学院を卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。その後はバンダイナムコグループに転職し海外戦略を担当。2017年に独立し、180cmという自身の身長を活かし、高身長女性に向けたアパレルブランド『ATEYAKA』を立ち上げる。

関西を中心に活動しているライター。今はジャンルを選ばず幅広く記事を書いていくことを心がけています。趣味はロックバンドのライブとお笑いを観ること。『銀魂』ファンです。Twitter:@gntm10460505

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