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飲み会を断っただけなのに…LINEでネチネチ言ってくる先輩がストレスすぎた

コラム

 コロナ前は会社に入社すると、上司や先輩との飲み会に参加しなければならないという風潮があり、それに苦痛を感じている若者も多かったようです。…

アルハラに困る

※画像はイメージです

 最近はその回数も減っているようですが、古くからの習慣をまだ捨てきれていない人も多いようで……。今回はそんな飲み会にまつわるLINEのトラブルを紹介します。

コロナ渦での入社

 都内の某企業に就職し企画部に配属された社会人1年生の福田誠也さん(仮名・23歳)。コロナ禍の就職だった影響もあり、入社してから半年以降は出社と在宅勤務が半々ずつ、歓迎会などの飲み会も開催されていませんでした。そのため上司や先輩と食事や飲み会をする機会もなく、プライベートな話をすることもあまりなかったそうです。

「僕はお酒が苦手で先輩や目上の人との飲み会で気を使って立ち回るのも、あまり得意ではありません。それに仕事が終わったら帰ってゲームをしたいので、むしろコロナ期間に就職できて良かったって思ってるタイプです。まぁ不便なことは多いですけど、職場のストレスがないのは快適です」

 しかし感染者数が落ち着いてきた頃になって、同じ部署の男性先輩社員であるAさんが「飲み会をしよう」としきりに提案してくるようになりました。ただ、上司やほかの先輩社員は「もう少し我慢しよう」という雰囲気。Aさんに賛同する人はおらず、福田さんは安心しきっていました。

LINEでの飲み会の誘い

 そんなある日のこと、突然LINEでAさんから福田さんのもとに「飲み会をしよう」と連絡がきます。話を聞いてみると、上司や先輩はノリが悪いから後輩だけを集めているとのことでした。福田さんは少し面倒な予感がしたので、断りのLINEを入れたそうです

LINE

※画像は取材を元に編集部とライターにて作成(以下同じ)

「もちろん5人いる同期にも連絡があったようで、僕は断ったと伝えておきました。同期たちも乗り気でないらしく、僕が断ったことを聞いて安心して断った人が多かったみたいです。でももっと面倒なのはこの後からでした」

 結局人数が集まらず、Aさん主催の飲み会は開催されなかったのですが、Aさんは最初に断ってきた福田さんに対して「お前が断ったせいでみんな断ってきた」と、文句のLINEを送ってくるようになります。

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