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2か月のパーソナルジムで9キロ減。経験者が語る「無理なくやせる方法」

暮らし

9キロ減らすことに成功。その後も体重が…

 具体的に紹介すると、「睡眠導入サプリ(テアニン)」や「CBDオイル(植物の麻から採取されるカンナビジオールを中心に抽出したオイル。不眠症治療にも用いられる)」、さらには「マウスピース」、「鼻腔拡張テープ」、「アイマスク」と「耳栓」といったところだ。

 正直どのアイテムに効果があったのかまでは不明だが、おかげで酒に頼らずともスムーズに入眠できるように。出費に対して相応の効果があったと思う。

 食事と睡眠をそれぞれ徹底的に管理することに加え、担当してくれた植田トレーナーによる週2回のスパルタ筋トレによって、みるみる間に体が軽くなっていった。最終的には、人生で最も重かった71.2キロから約9キロ減の62キロにまでに。2か月の間、ここには書ききれないほどの苦悩や困難と相対したけれども、最終的には結果を出せたので良しとしよう。

 しかも体験取材が終了して数か月経っても、なぜかリバウンドする気配は一向にない。最初の1か月は筋肉が落ちているせいなのか、むしろ体重は落ちる一方で、あれよあれよという間になんと一時は15年ぶりに50キロ台に……。驚きを隠しきれない変化だ。

毎日の基本的な食事メニューは

トレーニング

(写真左)ビフォー(写真右)アフター。全体的に引き締まっている

 さすがに執筆時には、62キロほどで落ち着いているものの、さほど努力していないにもかかわらず、心配していたほどかつてのような体形に戻る気配がないのだ。やはり食事と睡眠が安定していることが大きいのだろうか。コロナ下で飲み会の頻度が減っており、酔いの勢いに任せたドカ食いがなくなり、シラフで寝床につくことも良い結果に結びついている気がする。

 ちなみに参考までに毎日の基本的な食事メニューを紹介しておこう。

朝食→プロテインバー
昼食→その日に食べたいもの
夕食→栄養バランスが整った宅配弁当、納豆、ゆで卵、しじみスープ

 ぱっと見、なんとなく節制しているようにも見えるが、不思議とまったく苦ではない。基本は自炊で、リモートワークで週2~3日で出社する際に外食する……そんな生活で十分満足している。新たな価値観が上書きされたような感覚だ。

 思えば、これまでは好きなものを好きなだけ食べることが生きがいになっていたのかもしれない。睡眠時間を安定して確保できていることによって、ストレスフルな日々が解放されたのも大きな要因だと感じられる。

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