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わずか4か月で2度転職も…25歳“メンヘラ女子”が苦しむ毒親の記憶

キャリア

「メンヘラ」という言葉を聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?

悩む女性

※画像はイメージです(以下同じ)

 今や若者の間では普通に使われているこの言葉ですが、定義はさまざま。「めんどくさい人」「リストカット」「ゆめかわいい」など、各々がバラバラのイメージを浮かべるでしょう。

 今回「職場のメンヘラ」というテーマで、20代のメンヘラ自認者、あるいはメンヘラの知人が周囲にいる女性をインタビュー。彼女たちの語りからメンヘラと仕事について探っていきました。

定義できない「メンヘラ」という言葉

 筆者は4年前から「メンヘラ当事者研究会」という団体で、メンヘラについてインタビューなど研究していますが、何によってメンヘラと見なすかは非常に難しいです。精神医学的には「パーソナリティー障害」などが当てはまると思いますが、はっきりと定義はされていません。

 同じように定義があいまいな言葉として「オタク」が挙げられるのではないでしょうか。オタクもまた、どこからオタクなのか、何によってオタクなのかがはっきりと定義することが難しい言葉です。メンヘラも、それに類した言葉であります。

 私はメンヘラとは「中身は自由に入れられる枠組みのようなもの」であり、メンヘラであるかないかについては「そう自認している、あるいはそう呼ばれているかによって決まる」と考えています。

 今回も便宜的に、そう定義します。そのうえで話を聞いたのは、元日本語学校の事務職で、現在は主婦のまゆこさん(25歳)です。

他人のメンヘラに強くあたってしまう

 ネット上で、同じく生きづらさを抱えたメンヘラを見つけると、「つい強く当たってしまう」というまゆこさん。

「私自身も生きづらさを感じていて、精神的に不安的なところがあるのですが、それだけでなく“メンヘラクラッシャー”タイプのメンヘラなんです。プライドが高くて、いろいろこじらせているメンヘラが傷つくことをすぐ言ってしまうんです。結果として、相手だけではなく、私自身も落ち込んで、さらにツラさを抱えてしまって……」

 なぜ他人に強くあたってしまうのか。原因は、過去に母親から受けた“精神的な虐待”体験にありました。

「母は私に特別な天才肌の子供になってほしかったみたいです。実現できないような理不尽な要求をされて、ケンカばかりしていた記憶があります。それにしても、母のやってたことは過剰だったんじゃないかとは思うんですけど」