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「怖い人」と「やばい人」はどう違うのか?社会にもっと怖い人が必要であるワケ

昔は怖いおじさんが地域に1人はいた

青空応援団

空手道場で毎週1回ハードな稽古をこなす

 僕は、周囲の人たちにとって、一番嫌われたくない人になりたい。だからこそはっきりとダメなところを指摘する。先輩だろうと後輩だろうと、親しい仲間だろうと、なあなあでコトを済ませない強さを持ちたいと思っている。昔はそういう怖いおじさんや先輩が地域に一人はいたものだ。ダメな親の代わりに叱ってくれるようなおせっかいなおじさんやおばさん。最近はなかなか見かけなくなった。

 大人がズルくなったからだろう。子どもたちや後輩、部下に嫌われたくないという自己保身から言うべきことを言わず、放っておく。人のことを本当に思うなら、言いにくいこともはっきりいうのが大人というものではないか。だが、ただ叱ればいいと言っているわけではない。

 応援団にはもう一つの流儀がある。それは、嫌いな相手も応援する、ということだ。好きか嫌いかは関係がない。人間は誰しも応援されるべき存在なのだ。それが応援というものの本質だと僕は考えている。

 僕たちは卑怯なヤツらを叱るが、同時に応援もする。

<TEXT/青空応援団初代団長 平了>

青空応援団・初代団長。1978年、宮城県生まれ、宮城県仙台第一高等学校、宮城教育大学卒業。 2011年、東日本大震災の津波被害を受けた家屋の土砂や瓦礫をかき出す有志の団体「スコップ団」を結成。2012年3月10日、鎮魂の2万発花火を打ち上げるイベントをもってスコップ団の活動は停止。2013年6月、社会人応援団「青空応援団」を結成。仙台組、東京組、関西組、海士町組に総勢約90人の団員が属す。随時団員募集中。本業は、店舗などの内装・デザインを行う「ファンキーベイビー工務店」代表。著書に『青空応援団 ~僕らはいつだって応援している~』(扶桑社)

青空応援団 ~僕らはいつだって応援している~

青空応援団 ~僕らはいつだって応援している~

小学校で講演するといじめがなくなる。施設で応援すると車いすのおばあちゃんが立ち上がる。座り込んだランナーが再び走り出す。東日本大震災後、「人助けに理由はいらねぇ」をモットーに泥かきを手伝っていた「スコップ団」の団長が「もう支援ではない。これからは応援だ」と社会人応援団を立ち上げた

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