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「最新iPad Air」はPC並みの性能を驚きの価格で!高コスパぶりをレビュー

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 プロが自腹で買ったものを紹介する「ジバラーガジェット」。今回は、2022年3月18日に発売された第5世代iPad Airを、PC誌やWeb媒体を中心にデジタルアイテムのトレンドを追うテクニカルライターの小暮ひさのり氏がおすすめする!(以下、本人寄稿)

ジバラーガジェット

iPad Air(第5世代)はSoCがM1チップにアップグレードされ、性能が大幅にアップしている。ハードな作業も十分に耐えられるため、ビジネス用途にも選びやすいモデルとなった

●Apple iPad Air(第5世代)
価格:7万4800円(Wi-Fiモデル)/サイズ:H247.6×W178.5×D6.1mm/重さ:461g

高コスパ、高スペックな“化け物タブレット”

 迷いなく飛びついた。先日発売された、最新のiPad Airだ。かつて初代iPad Airを使っていたが、すでにビンテージものとなり実用には耐えない。しかし、Airの「高性能」で「軽量」という体験はいい思い出ばかりで、いつかまたiPad Airを迎えたい!と、恋い焦がれていた。

 今回のiPad Airは、まさにその思いを成就させてくれた。見た目は先代と同じだが、中身がリニューアル。プロ向けのiPad Pro 11インチや、MacBook Airなどと同じチップ(SoC)を搭載することで、先代と比べて、性能は2倍以上に跳ね上がった。そう、こいつはAirという名の化け物だ。それが7万円台で購入できるという、コストパフォーマンス番長だ。

 使ってみると期待以上に快適で、不満らしい不満はない。画面のクオリティはiPad Proに及ばないが、キモとなる処理性能は抜群で、動画編集もキビキビ動く。アプリこそ違うが、PCと同レベルのことができるため、作業によっては、「iPadのほうが快適では?」と感じることすらある。

「iPadで仕事が完結!」なワークスタイルが人気

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小暮ひさのり

 ミーティングも、今ではiPad Airだ。インカメラは画質が高く、Zoomの映像もクリア。被写体を中央にとらえる「センターフレーム」に対応するなど、この世代からの機能も多い。私はといえば、わざとらしく「少し場所を移します」と、「どこでも感」をアピールするのが、ささやかな優越感となっている。通話の際は「画質いいですね!」で、たいそう喜ぶので、ぜひお願いしたい。

 最近はこうした「iPadで仕事が完結!」というタブレットをメインとしたワークスタイルも人気だ。個人的には、PCとの使い分けこそ大事だと思っているが、このレベルの性能を持ったタブレットを手に入れると、それも悪くないなぁ……と、チャレンジしたくなるから不思議だ。何を隠そう、この原稿と写真の現像は(理由もなく外出して)iPad Airで行っている

 そもそも、PCと同じ性能があり、10.9インチの画面で、わずか461g。そんなタブレットが、この値段で手に入ること自体がおかしいのだ。もし、iPadで仕事を!と考えているなら、スタートはここから。高スペック、高コスパなiPad Airは、必ず満足できる体験を返してくれる。

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