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ペヤングソースやきそば「激辛」「超大盛り」誕生のワケを聞く。不評だった味も

ビジネス

激辛や大盛りシリーズが生まれたのは?

ペヤングソースやきそば

ペヤング激辛やきそば。真っ赤なパッケージ辛さを物語っている

「弊社にはもともとペヤングソースやきそばといった、味が変わらず、デザインも変わらずというようなベースがしっかりした商品があります。新商品では何かインパクトのある商品を作り、さらに『ペヤング』という名前を世に広めたいという思いもありました。そこで激辛や大盛りシリーズを作るなど新商品の展開をしています

 ここまでの話を聞いていると、社長は一体どのような人なのか? 現社長の丸橋嘉一氏は2003年4月に代表取締役社長に就任している。

「社長は、社員と非常に近い存在です。仕事に関して完璧主義でもありますが、なんでも新しいことや、他社がやったことないことに挑戦しようという気持ちが強いところがあります。また商品に関しても、“お客様に夢を与えるものを作っていきたい”というコンセプトのもと、大盛シリーズや激辛シリーズをいろいろ開発しています。

 新商品の味は開発課も考えるのですが、基本的にほとんど社長が考えています」

意外と人気がなかった味は…

 新商品をたくさん出してくれると消費者も味の変化など楽しめるが、その分、在庫を抱えて大変では?

「新商品は毎月2~3品ほど出しています。新商品が売れるとその分通常のペヤングソースやきそばが作れなくなるので、稼働は大変です」

 今まで人気がなかった味に関しては「チョコレートやきそばを出したんですが、バレンタインが過ぎたらかなり残ってしまいましたね。でも残った分は売り切りました」と回答してくれた。

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