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東大医学部YouTuber、灘高時代は「10円でセミの抜け殻を食べる変人がいた」

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 全国屈指の進学校・灘高校を卒業し、日本最難関の東京大学理科三類に合格、現在は医学部に通う東大生YouTuberのベテランちさん(ベテラン中学生・@_vetechu)。東大理三あるあるなどの極限あるあるネタや、灘中高や駿台予備校に在籍していた頃のエピソードトークなどで人気を博しています。

ベテランち

東大生YouTuberのベテランちさん

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 YouTube以外にもクイズ、短歌、大喜利、Twitterと、多方面で活躍するベテランちさんに、トップ校での学生生活や、YouTubeを始めたきっかけ、活動に通底する信念などについて聞きました。

親から「理三やったら行ってもいい」

──まず、YouTubeでの活動以前についてですが、なぜ灘高校を選んだのですか。

ベテランち:あんまり記憶がないのですが、成績が良かったから流れで中学受験をして、受かったって感じですね。僕の通っていた進学塾には当時、飛び級みたいな制度があって、各学年10人ずつくらいは年上のクラスで授業を受けていました。僕も気づいたら飛び級していて、飛び級している人はみんな灘に行くって感じでしたね。

──東大理三も、灘から流れで進学したのですか。

ベテランち:いや、それはぜんぜん流れではなくて。もともと僕は灘で180人中120番くらいの成績だったんです。でも、とにかく東京に行きたいと思っていて、親と進路について話し合うときに「東大の文系、文学部とかに行きたい」って言ったんです。

 そしたら親に「お前が文学部なんか行っても野垂れ死ぬだけやから、医学部に行け」ってなって、「理三やったら行ってもいい」と言われたことで、理三を目指すようになりました。

「理三は運命と思い込みがち」

ベテランち

※画像は本人のYouTubeより

──1年間の浪人や灘での成績の順位に劣等感はありましたか。

ベテランち:いや、ないですね。僕は中学受験のときから100%の力を出し切ってない感じはずっとあって、本気を出せばもっと大幅に成績は上がるって思っていましたね。だから高2までの5年間はそう思うだけで努力はしなかったんですが。そもそも勉強ができたら偉いともあんまり思っていなくて、なんとなく勉強ができたから灘に行っただけですし。でも周りの期待は感じていました。

──ベテランちさんは動画内のあるあるで「理三は運命と思い込みがち」と言っていましたが、運命だと思って志望しましたか?

ベテランち:そうですね。親と話し合って理三志望になったのもある意味、運命ですからね。でもどちらかと言えば、理三を運命だと思い込むことで受かろうとしていた、合格確率をあげようとしていたんです。

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