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歩くだけでコーヒーが無料に!米国発「移動」でマイルが貯まるアプリの仕組みとは

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印象的だった登壇後の反応は?

清水:ちなみにどんな経緯でTEDで話すことになったんですか?

高橋:当時、京都府の京丹後市で実証実験をしていることがメディアで取り上げられてお声かけいただきました。まさか自分がTEDに登壇するとは思っていなかったので忘れられない経験です。

清水:TEDに登壇後の反応で印象的だったことはありますか? 実際にここでUberについてお話されて、聴衆の方の言葉とかありましたか?

高橋:前職では面接をする機会が非常に多かったのですが、面接に来る方がネットで公開されているTEDを見てくるので、「どうやってあんなパブリックスピーキングをするんですか?」など、TEDに関する質問は増えましたね。

 他にも「アメリカ発祥のUberがつくったサービスや技術を日本の社会課題解決のために使っているのは興味深い。感銘を受けた」というコメントをいただき、非常に嬉しかったですね。

Uber Eatsはアイスクリームがきっかけ

マイルズ

清水:日本とアメリカでは規制や文化の違いもあるため「アメリカで流行っても日本では流行らない」と言われることもありますよね。

高橋:テクノロジーとイノベーションという軸で日本を盛り上げたい、元気にしたいと考えていたときに、当時住んでいたサンフランシスコでUberに出会いました。Uberのように非常に使いやすくて便利なサービスを日本でも展開したいと思い、チャレンジしました。

 いま、日本で有名なフードデリバリーサービスのUber Eatsはイベントとして年に1回実施していたボタンを押すとアイスが届く「Uberアイスクリーム」がきっかけになっています。

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