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高級ホテルやキャンピングカーが仕事場に。米国式「コミュニティ」が主流の暮らし方

ビジネス

 新型コロナ禍で世界中の人々の働き方が変わり、日本でも、場所にとらわれず、在宅勤務またはオフィス以外の場所で仕事ができる「リモートワーク」を採用する企業が目立っている。

テレワーク

※画像はイメージです

 テレワークしづらい日本の家事情と米国の「趣味と価値観」を共有する働き方の潮流について前編で触れたが、「デジタル時代で人との直接の結びつきが薄くなった人々の反動」というのは、コロナ禍で顕著に表れている。特に若者たちの「コロナ禍で自室にこもって勉強したり、仕事したりするのが寂しい」という声がソーシャルメディア(SNS)やメディアで多く上がっている

「コミュニティ」がライフスタイルの主流に?

 そんななか、米国では「コ・リビング」に限らず、前編でも触れた「コミュニティ」という言葉を使うビジネスが増えているのだ。

 例えば「コミュニティ」を重視した「地元密着型カフェ」や「地元密着型ショップ」など、コーヒーや商品を客に販売するだけではなく、客と店、または地元の客同士が繋がれる空間を意識する店が増えている。つまり、情報交換をしたり、共通の趣味を一緒に楽しんだり、地域の経済を活性化することをめざしている。

 具体的には、店内に地元アーティストの作品を展示したり、それらを販売したり、地元ミュージシャンによるライブを開催するという具合だ。

高級キャンピングカーを客室に利用したモーテル

「コミュニティ」をテーマにしたモーテル「Caravan Outpost(キャラバン・アウトポスト)」も登場している。L.A.近郊の山奥の街オーハイ(Ojai)にある同モーテルは、街の創造的なコミュニティを生かし、ローカルとの結びつきを大切にしている。

キャラバン・アウトポスト

キャラバン・アウトポスト、10台のエアストリームが客室になった個性的なモーテル

キャラバン・アウトポスト

アウトドアで食事やドリンクが楽しめる。隣の客と知り合うチャンスも

 同モーテルのオリジナル商品をはじめ、地元に住むアーティストたちが作った商品などを販売するショップも併設。10台のエアストリーム(高級キャンピングカーのブランド)を客室に利用したユニークさも若者たちに受けている。共同オーナーのショーン・スチュワード(Shawn Steward)さんは「屋外に各客室が設置してあるので、コロナ禍でも安全。ビジネスは順調」という

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