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彼氏ができた途端ペットに興味をなくした妹。兄は「二度と飼うな」とLINEで激怒

コラム

 ステイホームやテレワークの拡大拡大により、自宅で過ごす時間が増えた人も多い昨今。その中でペットを飼う人も増えているといいます。しかし、なかには可愛いからという理由で簡単にペットを飼い始めてしまう不届き者もいるようで……

猫

※画像はイメージです

猫を飼いたいという妹のお願い

 菱田昌也さん(仮名・28歳)には、Yさんという4歳年下の妹がいます。2人とも関東にある実家を離れ、今は東京でお互いに一人暮らし。もともと仲のよかった2人は、よく連絡を取り合い、実際に合うこともしばしばありました。

「Yは昔からいろいろなことに興味があるタイプで、後先を考えずに行動することが多かったです。僕は逆に慎重派なので羨ましいと思うこともありました。そんなYがある時、突然、猫を飼いたいと言い始めたんです。猫好きという印象もなかったので、なぜ? と思いました」

 昌也さんは「一人暮らしをしながらペットを飼うことの大変さ」「お金がかかること」などを必死に伝えますが、Yさんは聞く耳を持ってくれません。そしてついにYさんはペットショップで子猫を買ってしまったのです。

安心したのもつかの間

LINE

※画像は取材内容を元に編集部とライターにて作成(以下同)

 飼い始めた頃は不安が大きかったという昌也さんでしたが、毎日のようにYさんから猫の写真が送られてきてひとまず安堵していました。しかし、しばらくすると、写真が一切送られてこなくなってしまったのです。

嫌な予感がして何度も『写真を送って欲しい』と連絡しました。でもそのたびに忙しいと言われて断られてしまい、どんどん不安になっていきましたね。さすがに放置するような酷いことをする妹ではないと信じていましたが、命にかかわることなので……」

 そんな昌也さんの嫌な予感は的中してしまいます。写真が送られてこなくなってからしばらくして、Yさんから「猫を預かって欲しい」というLINEが送られてきたのです。まず昌也さんは事情を聞きましたが、その内容に納得できなかったとか。

「Yは忙しくて家にいる時間が少なく、面倒を見きれないというのです。でも、時期など関係なく定時で上がれる仕事だし、これまでに忙しくて家に帰るのが遅くなったという話もほぼ聞いたことがなかった。すぐに何かがおかしいなと思いました」

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