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中国進出で大化けする“第2のソフトバンク”とは?お宝銘柄をアナリストが厳選

コラム

これから幾度となく株価高騰のタイミングが訪れる

投資

 まず、大前提として中国当局が開発計画を許可する必要があるが、藤本氏は「許可は間違いなく下りるだろう」と断言する。

「米国との摩擦が続いている以上、中国は内需を拡大させるしかなく、日本企業を誘致できるこの計画はむしろ渡りに船。しかも同社は日中が国交を正常化させてから最初に中国進出した企業であり、むげにできる存在ではありません」

 開発計画はまだまだ序盤。これから幾度となく株価高騰のタイミングが訪れる。

「まず年内にも来るであろう中国当局による開発許可のニュースです。その後は、ビルの開発計画や入居企業に関するリリースが出るたびに人気化することが予想されます。短期的にも長期的にも投資妙味があり、テンバガーも狙える銘柄なのではないでしょうか」

 中国の内需成長の恩恵をダイレクトに受けながらイノベーションをけん引していく同社なら、いい夢を見させてくれるに違いない!

<取材・文/週刊SPA!編集部 図版/松崎芳則>

【藤本誠之】
アナリスト。日興証券(現SMBC日興証券)、SBI証券などを経て現職。「相場の福の神」の愛称で親しまれ、年間400社の上場企業トップに取材を重ねるマーケットアナリスト。テレビ、ラジオなど出演多数

※株価などのデータは7月26日時点

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