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リモートワーク推進のご時世で「郊外の物件」を購入するのはアリか

コラム

郊外に住んでみて「よかった」と思うこと

 やや古いデータですが、2018年に「LIFULL HOME’S」が行った調査では、実際に郊外居住者300人が「住んでみてよかった」と思うこととして下記の結果が出ています。

【実際に住んでみて「よかった」と思うこと】
1位:静かである 39.7%
2位:自然が豊かである 33.7%
3位:治安が良い 32.3%
4位:買い物が便利である 31.7%
5位:土地勘がある 28.3%
(『LIFULL HOME’S』調べ)

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 静かさや自然の豊かさが上位にランクインしていることから、都市部では感じることができない環境に魅力を感じる人が多いと言えます。

独身・DINKS世代に根強い人気の都市部

鉄道

 逆に、都市部に住むメリットは何といっても「交通の利便性」です。特に東京の路線数は、東京を走る路線がある鉄道会社だけでも18社あります。そして、その18社が運営している鉄道の数は85路線といわれています。どこに行くにも電車やバスが通っており、本数も多く運賃も郊外に比べると割安のため、非常に交通の便が高いと言えます。

 次に「資産価値が下がりにくい」ことです。交通アクセスが良く、生活の利便性が高い都市部では資産価値が下がりにくい傾向があります。コロナウイルスの流行によって、「コロナ移住」という言葉が流行していますが、「コロナ移住」以前に、現代社会において1つの住居に留まる人が少なくなりました。

 どんな状況下においても都市部の人気は根強く、資産価値も下がらないことから、都市部では住居用としても投資用としても安心して不動産を所有することができます

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