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28歳で年商2億円、趣味はナンパ。一橋卒の経営者が語る「ナンパとビジネス」の共通点

ビジネス

相手の立場にたつための「傾聴力」

会話

ナンパするうえで大切にしているのは『傾聴』です。相手に寄り添って話を聞くのが一番大切。とにかく同調しますね。相手の立場にたって物事を考えること。女性向けのサービスも展開しているので、ナンパをして多くの女性の意見を聞くことが仕事につながっています。『こういうのがかわいい』とか、トレンドまで教えてくれますからね。サービスづくりのヒントになっている気がします」

 魅力のあるサービスを生み出す源泉はこの「傾聴力」にありそうです。相手の立場にたって考えることは、ビジネスシーンだけではなく日常的なコミュニケーションも円滑にしてくれるはず

「ちなみに仕事をするときには、どんなささいなことでも仲間に意見を聞くようにしています。感情に訴えかける商品やサービスを提供する場合には、普段から傾聴を意識するとよいですね」

相手を気持ちよくさせれば意見も通りやすくなる

「ナンパでは、まず相手のニーズに応えてから自分の思想に誘導すると成功率がアップします。営業も同じでしょう。傾聴して相手の意見を聞きつつも、会話の中に自分の要求を入れていくイメージ。実際に仕事でも、営業するときは相手の話を聞いてから『お願いしたいことがあるんですけど……』と伝えています」

 さらに「相手のことを心から尊敬することも大切」という沢口さん。表面上の「聞き上手」として相手の話を聞くのではなく、敬意をもって接する気持ちがあるからこそナンパの成功率が高いのでしょうか。

「心からリスペクトすることが大切。尊敬していることを直接伝えても効果的です。話をしていると、本当に尊敬されてるかどうかって意外とわかりますからね

 まず相手に気持ちよく喋らせることで導線をつくり、リスペクトしつつ自分のペースに誘導していくという手順。ビジネスだけではなく日常にも活かせそうなテクニックです。

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