「ザ・プラン9」リーダー元相方が語る、個性的な同期に囲まれた青春時代 | bizSPA!フレッシュ

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「ザ・プラン9」リーダー元相方が語る、個性的な同期に囲まれた青春時代

 知る人ぞ知るお笑いコンビ「シェイクダウン」のツッコミを担当。変幻自在のお笑いグループ「ザ・プラン9」のリーダー・お〜い久馬の元相方である後藤秀樹さん(49歳)。大阪・心斎橋にあった「2丁目劇場」をホームグランドにコンビで活動を展開し、突如巻き起こった2丁目劇場ブームの中心的芸人に。

後藤秀樹さん

後藤秀樹さん

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 コンビ解散後は、ピン芸人や吉本新喜劇のメンバーとして順調に活躍していたにも関わらず、2014年にひっそりと芸人を引退した。一体、どのような思いを持って、芸人を辞め、新たな道に踏み出したのか。今では伝説となっている2丁目劇場ブームの中でどのような芸人人生を歩み、コンビ解散に至ったのかについて話を聞いた。

個性的な同期に囲まれて

――芸人を引退した人は、構成作家や芸能プロダクションの経営など、何かしら芸能界に残るパターンが多い中ですよね。ちなみに……後藤さんはどなたの再就職先を知りたいのですか?

後藤秀樹(以下後藤):いっぱい、いますよ。例えば、「プラスチックゴーゴー」の南郷(和幸)とか、「誉」の宇野(誠)でしょ……いや、誰が知ってんねん(笑)。

――同期芸人さんですよね(笑)。振り返ってみると、今も活躍されている同期の方はどなたも個性的ですね? メッセンジャー、水玉れっぷう隊、ジャリズムと錚々たるメンバーばかり。

後藤:言われて見ればそうですね。個性的って言うと、NSCの時からジャリズムの渡辺(あつむ)君はズバ抜けていましたね。1人でギャグやったりして人気がありましたよ。

――元相方の久馬さんの印象はどうだったのですか?

後藤:うーん……。正直ね、そういう印象は無いんですよ(笑)。授業には、毎回来ていたという程度で。当時ぼくは、高校の同級生と一緒にNSCに入ったので、ほかの人には目が向いてなかったのかな。

手応えが無いままスタートした

後藤秀樹さん

――じゃあ、同級生の方とコンビを解散した後に、久馬さんからお誘いがあって?

後藤:詳しい経緯を言いますと、同級生とのコンビを解散した後に一度、芸人を辞めてるんですよ。NSCには半年ぐらいしか通っていなくて。それで、どういうワケか突然、久馬君から電話があって。「一緒にコンビ、やれへんけ?」って。ぼくはもう芸人を辞めていたので、断ったんですけど、「NSCの卒業公演だけでいいから」って口説かれて。渋々、引き受けた感じですね。

――大きな夢を持ってスタートしたわけじゃないんですね。

後藤:全然、ですよ。しかも、その卒業公演もウケてなかったですし。客は当たり前ですけど、芸人からの笑いも無い状態で……。

――それでなぜ、コンビを続けようと?

後藤:出番が終わった後に、2丁目劇場の構成作家さんが「お前ら、おもろいやん」って言ってくれて。もっと正確に言うと「君、ツッコミええやん」って褒められたのが嬉しくて(笑)。だから、僕らとしては全く手応えが無いまま、「とりあえず、10年やって売れへんかったら辞めよう」っていう期限だけを決めてスタートしたんですよ。それが1992年です。

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