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「自由に仕事したい」と言う人はサボり倒す。“強制される環境”のメリットとは

学び

みずから「強制」されることを選ぶ

仕事

 今、ぼくは複数の仲間と自分自身にプレッシャーをかける仕組みを作って日々勉強や仕事にいそしんでいるのですが、このような強制力があることで、目の前のモノゴトの進みが一気に早くなりました。自身で強制されることを選んでいるため、「やらされている感」もありません。あまりに自由で何をしてもいいよ、という状況の時よりも、明らかに充実しています。

「強制」はあまりいい言葉ではありませんが、大人になってある程度、自由ができてきた今こそ、再度、自らに枷(かせ)をつけるときかもしれません。もしあなたがそのような強制がある環境にいるならば、実はとても恵まれているのです。

 強制がある環境で数年間過ごした人と、自由の誘惑に負けて無為に数年間過ごした人は、同じ年齢でも圧倒的に差がついているのがわかります。もちろん、「とにかくだらだら過ごすのがオレの人生の目的なんだ!」というのであればいいですが、そのままの状況で100歳まで安泰に過ごせる幸せな人は、そんなに多くないでしょう

 もし、あなたが自由に耽溺してしまっているのであれば、「強制力を作り出す仕組み」について考えるときかもしれませんね。

<TEXT/戦略コンサルタント Shin>

某外資系コンサルティングファームで戦略コンサルタントとして勤務したのち、現在は某外資系企業で業務改善や戦略策定等の業務に従事。ビジネス書作家。ブログ「Outward Matrix」、オンラインコミュニティ「Players」を運営。無料メールマガジンも好評配信中

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