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共働き夫婦が“家賃計18万円”、東京⇔南房総の「2拠点生活」を続ける理由

 テレワーク普及で郊外移住が現実的な選択肢となりつつある。2021年2月、LIFULL HOME’Sが発表した「借りて住みたい街ランキング」では4年連続首位だった池袋が陥落。本厚木や大宮など郊外都市が台頭した。そこで、コロナ禍前後にこうした郊外への移住を断行した人々を直撃取材。果たして本当に暮らしやすい街はどこなのか?

郊外でのんびり暮らす

南房総市の自宅。「数少ない悩みは虫の多さと庭の雑草の草むしりが大変なこと。いい運動にはなりますが」

週末は南房総。“逆2拠点”スタイル

 コロナ禍で“2拠点生活”を本格化させたケースもある。動画メディア会社で働くマギーさん(40歳)もそのひとりだ

「きっかけは昨年2020年1月にフリーランスでエンジニアをしている夫と結婚したこと。彼は千葉県南房総市にマンションを借りていたのですが、私は勤務先が都内だったので結婚前から住んでいた月9万円の部屋をそのまま借りていました。それで平日は東京、週末は南房総の生活に。ところが3月頃から仕事が在宅中心になり週2通勤に。そこからは南房総で週の大半を過ごし、通勤前日に東京へ行く“逆2拠点”スタイルになりました

郊外でのんびり暮らす

「夫は東京生まれながら南房総市が大のお気に入り。サーフィンだけでなく家庭菜園も率先して楽しんでいます」

 そもそも夫が南房総市を拠点としていた理由はサーフィンが趣味だったからだという。

「実は2人の出会いも共通の趣味であるサーフィンがきっかけ。南房総は海が綺麗でサーファーに人気なんです。海も山も楽しめるこの環境は新鮮ですね」

東京・錦糸町の拠点を引き払う

 そんな2拠点生活のネックはコストだという。

「2拠点移住の場合、月4万~5万円の古民家などを借りる人も多いのですが、私たちはワークスペースや設備を勘案して9万円のマンションを選んだ。合計家賃は月18万円、それに東京と行き来するための交通費もかかります。ウチは共働きだから維持できている感じでしたね」

 そんなマギーさん夫婦だが、この3月に東京の拠点だった錦糸町の家は引き払ったという。

郊外でのんびり暮らす

海を見ながらキャンプができる大房岬自然公園。一泊630円という驚きの低価格。「夜はみんなで焚き火をして過ごしました」

「先日、私の妊娠が発覚して、行き来がしづらくなったんです。産休までの仕事も在宅がメイン。当面は南房総でのんびり暮らします」

 いよいよ南房総に本格移住かと思いきや、現在、東京に一戸建てを新築中だという

「実はコロナが本格化する前に契約していたんです。今の状況では竣工しても賃貸に出す可能性も。とはいえ、東京も南房総も双方に捨てがたい魅力がある。コロナや子育てが落ち着いたらまた2拠点生活に戻りたいですね」

<取材・文/週刊SPA!編集部>

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