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「すみません笑」叱っても語尾に“笑”を付けてくる後輩にイラッ。本人の心理は…

コラム

 LINEやSNSなどで使う「笑」や「w」などの表現。「面白い」「笑える」という意味で、今では当たり前に利用される表現ですが、使い所は考えなければいけません。今回は、この「笑」の表現について、イラッとする体験をしてしまった男性のエピソードをご紹介します。

仕事

※イメージです

職場の後輩のLINEにイラッ

 都内のIT系企業に勤めている黒瀬貴也さん(仮名・29歳)。彼は、同じ部署の後輩であるTさんという男性によく仕事を教えており、Tさんも黒瀬さんをとても信頼して懐いていました。

「Tくんは入社当時から仕事熱心で僕も期待していましたし、よく質問をしてくれて、可愛い後輩だったんです。ただ、ちょっと問題があって、それが言葉遣いだったんです。敬語が苦手でよく上司からも注意されていましたし、僕も何度か注意していました」

 言葉遣いについてLINEや口頭で注意することがあった黒瀬さん。その際に、いつも気になっていたのが、Tさんのとある癖でした。それは、注意されて謝る際に、「すみません笑」など、語尾に“笑”という表現をつけることだったのです

注意をしても言葉遣いを直さない

LINE

 きちんと謝罪をするべき場面においても文章では「笑」をつけてしまうTさん。言葉遣いだけではなく、そのことについても黒瀬さんは注意を繰り返しましたが、一向にやめる気配がありません。

「もう少し歳を重ねれば自分で気づいて直すのかもしれませんが、今の時点で印象は良くないですし、そのせいでせっかく仕事ができてもそう見られないということもあり、できるだけ早く直すべきだと思ったんです」

「笑」という表現や普段の言葉遣いのせいで、上司からのTくんへの評価は常に実力以下でした。将来有望な後輩をきちんと育てなければいけないと思った黒瀬さんは、Tさんにある厳しい対応をすることを決めたのです。

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