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コロナ禍は嘘?同僚がコロナを信じない“過激LINE”とマスク拒否で問題に

コラム

 新型コロナウイルス感染症が蔓延するなか、病気に対するさまざまな意見のなかから、正しい情報を取捨選択することが大切となっています。そんな感染症について過激な発言を繰り返し、ついには会社で問題行動を起こしてしまった同僚を持つ男性のエピソードをご紹介します。

マスク

※画像はイメージです

感染予防で頑固すぎる同僚

 大学を卒業後、就職した会社で働いて3年目の東原晴人さん(仮名・26歳)。リモートワークなどが推奨される昨今でも、個人情報を扱うため出社が必須であり、東原さんも感染症流行前と変わらない働き方をしていました。

「さすがに予防対策として会社でのマスク着用が義務化されて、手洗いや消毒なども社内で頻繁に呼びかけられるようになったんですが、その頃からKくんという同期がそれに関してLINEなどで文句をぶつけてくるんです」

 Kさんはもともと真面目な性格で正義感が強いタイプでしたが、自分が信じたことを曲げない自我の強さもあり、そのせいで仕事でトラブルを起こすこともありました。そんなKさんと東原さんはプライベートでもそこそこ連絡する仲で、会社の感染症予防対策についてKさんはたびたび東原さんに愚痴をこぼすようになったのです。

「コロナは嘘」など過激な発言も

 Kさんは「マスクの着用が面倒」「仕事に集中できない」などとLINEで頻繁に文句を言っていましたが、東原さんはきっとストレスが溜まっているのだろうと思い、その愚痴を聞き流したりなだめたりしていたそう。

LINE

「まぁ、気持ちはわかりますよね。マスクって息苦しいし肌も荒れるし僕もあまり好きじゃないです。でも会社で必須化されている以上従うしかないですし、Kくんにもそれを伝え続けていたんですが、Kくんはマスクはいらないという意見を曲げなくて、社内でマスクを外すなどの行動をするようになってきたんです」

 その頃からKさんは、マスクへの文句だけではなく、「コロナなどない」「コロナは嘘」など過激な発言をするようになり、東原さんも対応に困っていました。

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