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iPhoneをシャワーで洗っても大丈夫?人気声優の投稿にプロが“マジ解説”

ガジェット

 2月上旬、「iPhoneシャワー」という珍奇な語句がTwitterのトレンドに躍り出た。この言葉をつぶやいたのは声優の小泉萌香さん@k_moeka_)で、インカメラで撮影した写真がぼやける理由として「iPhoneシャワーで洗ってるからかな」と疑ったのがきっかけである。

iphoneシャワー

※画像はイメージです(以下同じ)

 感染症予防が重要となる昨今では、スマホのような持ち回り品の消毒は特に徹底したいものだ。たしかに最新のiPhoneは一定の防水性能を満たしており、小泉さんのようにジャブジャブと洗いたくなる気持ちもわかる。しかし結論から言うと、これは避けるべき行為である。

iPhoneの防水・防塵性能は?

 iPhone 11以降のiPhoneシリーズでは、「IP68」という防水・防塵性能を謳っている。これは、以下の2条件を満たしたものに付けられる等級である。

・粉塵の侵入が完全に防護されている
・継続的に水没しても浸水しない

 なお防水性につき、Appleは耐水実験の結果として「深さ2mに30分間」までは問題ないとしている。

 ただし、この実験は常温の真水で行われたものであり、温水や、不純物混じりの液体に暴露しても大丈夫だということにはならない。スマホのような精密機械は、急激な温度変化には特に弱いのである。

 小泉さんの「iPhoneシャワー」の場合、インカメラに曇りのような症状が出ていたが、人間が浴びるような温度の温水で手洗いしたのではないかと考えられる。「iPhoneシャワー」にハンドソープを使っていた場合、その成分が内部に侵入した可能性もありそうだ。

“お風呂でスマホ”も危険!?

お風呂でスマホ

 スマホは生活必需品の枠を飛び越え、文字通り“肌身離さず”持ち歩く時代になった。特にスマホの洗浄が目的でなくとも、浴室でスマホを操作する……という人も一定数いるのではないかと思われる。

「浴室ではスマホをジップロック(ファスナー付き保存容器)に入れて操作している」という声も聞く。「防水」を謳うスマホケースも市販されているが、スマホの安全を第一に考えるのなら、これも避けるべきだ

 浴室での急激な温度変化は、スマホに悪影響を及ぼす。またジップロックや防水ケースは、繰り返し使うことで劣化し、水や不純物の侵入を許すことになる。いくら入浴中に手持ち無沙汰だからといって、安易にスマホやタブレットを持ち込むのは考えものだ。

 余談だが筆者の場合、防水仕様のBluetoothスピーカーを買い、メインのiPhoneとペアリングしている。これなら入浴中もラジオや音楽を聴いて過ごすことができるし、壊れたとしても外部スピーカー(100円ショップで実売600円程度で購入)だけで済む。

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