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女優・寺田有希が堀江貴文にも実践した「今すぐ使えるコミュニケーション術」

 女優業の傍ら、堀江貴文さんのYouTube『ホリエモンチャンネル』などでMCを務める寺田有希さん

 著書『対峙力――誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術』(クロスメディア・パブリッシング)では、堀江さんのような人にも物怖じせず渡り合ってきた寺田さんの、対人能力の磨き方が記されています。

寺田有希

ベンチャー女優・タレント・司会の寺田有希さん

 前回の記事では、22歳で大手芸能事務所をクビになった挫折からの逆転人生についてお聞きしました。そんな寺田さんが這い上がってきた背景にある“対峙力”とは?「自己紹介では名前以外言わない」「嫌いな人や嫌な話題ほど深掘りする」「台本ではなくチェックリストをつくる」など、今すぐ使える“超”実用的コミュニケーション術を教えてもらいます。

「なんとかするしかなかった」状況

――著書の『対峙力』は、その表題が端的でとても引きがありますよね。タイトルや内容はどのように決めていったのですか?

寺田有希(以下、寺田):タイトルに関してはとてもシンプルです。1年ほど前にウェブサイト「新R25」さんにインタビューしていただいたときに、記事の中でこの言葉を使ってもらって。

 堀江さんのような大物と呼ばれるような人ともフラットに向き合う方法について話したら、そのことをライターさんが「対峙力」とわかりやすい言葉にしてくれたんですよね。

――ご自身では「対峙している」という特別な意識はなかったのでしょうか。

寺田:インタビューで話した内容も今回の本についても、「対峙力」と大手を振っていますが私にとっては日々の当たり前のことだったんです。だから特に「対峙している」と思ったこともなかったし、本が出来上がった後も「本当にこんな内容で大丈夫なんですかね?」ってずっと担当編集さんに確認していました(笑)。何かすごいことを実践しているという感覚が全くなかった。

「ホリエモンチャンネル」でMCをするとか、ちょっと気難しい人がゲストに来て話をするとかも、私としては常に仕事の一環で、特に気にしたことがなかったんですよね。そうした人たちとの場をうまく回していい番組にするために「何とかするしかなかった」だけなので。日々試行錯誤してやってきたことを言語化したら、「対峙力」という言葉が自然と生まれたという感じです。

「自己紹介では名前以外言わない」

寺田有希

――目次の見出しだけを眺めても、気になるコミュニケーション術が並んでいます。例えば「自己紹介では名前以外言わない」とか。

寺田:この本に書いているすべて、もともと小心者で人見知りな私が実体験から導き出してきた会話のテクニックです。

 ある時から私は、自己紹介でがんばることを諦めました。特に大人数が集まる場で、前の人が印象的な自己紹介をしたときなど、「自分もがんばらなきゃ!」とプレッシャーに感じることはありませんか? そのプレッシャーってとてもストレスを感じると思うんですけど、実はそれ以上にもっとよくないことがあって。

「自分の順番が回ってきたら何を話そう?」と考えすぎるあまり、みんなが自己紹介で話している内容をきちんと聞けなくなってしまうんです。

対峙力

対峙力

根は人見知りで小心者ながら、ホリエモンチャンネル等でMCを務める著者が、数々の著名人と「対峙」する中で身につけたコミュニケーション術を解説

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