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1500円で大満足。スーパー銭湯はテレワークの”超穴場”だった

暮らし

 新型コロナウイルス感染症の拡大によって、私たちの働き方は大きく変わっている。テレワークやリモートワークなど新しい働き方が続々と登場するなか、新たなサービスを提供する施設も増えつつある。

銭湯

「RAKU SPA 1010 神田」の入り口。看板で混雑具合がわかる

 全国にスーパー銭湯「極楽湯」を展開する株式会社極楽湯。東京都千代田区と神奈川県鶴見区の2か所に癒し・ワーク・交流の要素をバランスよく組み合わせた銭湯施設「RAKU SPA(らくスパ)」を展開する。

 癒しだけでなく、ワークの要素が組み込まれているように、RAKU SPAでは、充電・WiFi通信が完備された環境でテレワークをすることもできる。実際、鶴見店では平日限定のお得なテレワークパック「楽テレワーク」プランすらある。

 今回は「都会のオアシス」をコンセプトにする「RAKU SPA 1010 神田」(千代田区神田)でテレワークに挑戦してみた。

人気の「RAKU SPAコース」を体験

 ここからは、2020年12月のある日曜日の午前中、実際に「RAKU SPA 1010 神田」を訪れた様子を紹介する。

 ちなみに「RAKU SPA 1010 神田」は、総武線の御茶ノ水駅と秋葉原駅のちょうど中間地点のあたりにある。地名としては神田だが、神田駅よりも、御茶ノ水駅からのほうがわずかに近い。初訪問では、神田川沿いに歩くとよさそうだ。

 まず1階で靴箱に靴を入れて、受付に行くと、「どのコースにしますか?」と聞かれる。3種類のなかから好きなコースを選び、館内で使用するタオルや館内着などを受け取る。コースは以下の通り。

■「銭湯コース」(3時間、470円税込み、以下同)
■「サウナコース」(3時間、910円)
■「RAKU SPAコース」(10時間、平日1490円、土日祝1590円)

 ほとんどの人が選んでいたRAKU SPAコースは、4階のコワーキングスペース・くつろぎスペースが使える。くつろぎスペースには漫画が5000冊以上あり、読み放題だ。館内着・タオルもセットになっているので、手ぶらでやってきても何の問題ない。

銭湯

大量の漫画が揃う4階のくつろぎスペース(極楽湯提供)

 一方で、銭湯コースとサウナコースは、利用時間は3時間のみだが、館内のダイニング&パブで食事をすることができる。また、サウナコースだと、お風呂だけでなく、銭湯内にあるサウナにも入れる。

 ちなみにコロナウイルス対策の「ご利用時のお願い」として、入館時の検温(体温が37.5度以上ある方は入館をお断り)、入館受付前に手指のアルコール消毒、館内が込み合う場合の入館制限が行われている。

 また、食事処は、2度目の緊急事態宣言発令に伴い、1月8日から2月7日まで、アルコール類のラストオーダーを19時、その他飲食のラストオーダーを19時30分としている

コワーキングスペースでオンライン講義

 受付後、まずは3階の脱衣所・銭湯に行き、荷物をロッカーに預け、館内着に着替える。なぜなら4階のくつろぎスペースには館内着でないと入れないからだ。着替えないまま2階に行って食事をする人もいたが、実体験した感想としては、まず3階でロッカーを確保し、着替えてから移動したほうが圧倒的にラクだと思う

 着替えてから4階のコワーキング・くつろぎスペースの様子をちらっと確認したところ、どちらも午前中のためか人もおらず、かなり空いていた。広々としたコワーキングスペースは明るくて静かで、仕事もはかどりそうな雰囲気だ。

銭湯

午前中のためコワーキングスペースに人はほぼいない

 コンセントもデスクだけでなく、そこら中にあるので、床に座ったり、ビーズクッションに寝そべったりしてパソコン作業ができそうだ。到着してすぐ、この日はオンライン講義の予定が入っていたので、早速、パソコンを広げて受講を始めることにした。ちなみにくつろぎスペースでは通話や音声をともなう会議は原則禁止されているので、通話や会議などはNG

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