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コロナとインフルの症状・予防法は一緒なのか?内科医に聞いた

 本格的な冬の訪れとともに、再度猛威をふるい始めた新型コロナウィルス。しかし、もうひとつ忘れてはならないこの季節恒例の病といえば……そう、インフルエンザです。このダブルパンチに一層身を引き締め感染症対策に臨みたいところですが、よくよく考えてみると新型コロナとインフルエンザは同様の予防法でよいのでしょうか。

マスク

※画像はイメージです(以下同じ)

 今回は総合診療医の沖一匡医師に、新型コロナとインフルエンザの症状の見極め方や、予防法について聞きました。 

新型コロナとインフルの症状は同じ?

 まず、新型コロナとインフルエンザの症状、感染力の違いはどこにあるのでしょうか。

「新型コロナの症状は発熱、咳、倦怠感、味覚異常、嗅覚異常、呼吸困難などがあげられます。インフルエンザも同様な症状を呈するため症状では見分けが付きにくいのが現状です」(沖医師、以下同)

 つまり自分で症状からどちらかを判断するのは難しいそう。また、1人が何人に感染させるかを示す「実効再生産数」もほぼ同じなため、感染する可能性も変わりません。いずれにせよ外出を控えることになるという点は変わりませんが、万が一、いずれかに感染してしまった際は少し不安な日々を過ごすことになるかもしれません。

 そこで気になるのは新型コロナとインフルエンザ予防策ですが、「うがいに関しての有効性は不明で、マスクについても症状(咳、くしゃみ)のある方がマスクをすることは有効ですが、無症状の人がマスクをすることに関しての有効性は不明」とのことで、基本的にはこまめに「手洗い」をするべきのようです

 たしかに、そもそも無自覚なら、マスクの効果もわかりませんよね……。

アルコール消毒の効果は?

沖一匡先生

沖一匡先生

 また最近では外出先で見かけないことがない消毒用アルコールですが、こまめに行えば、手洗いと同様にコロナ・インフルエンザの予防に繋がるのでしょうか。

「アルコール消毒は新型コロナ、インフルエンザのどちらにも有効とされており、ウイルスの外膜を破壊し、無毒化すると言われています。しかし、感染予防にはまずは手指衛生、手洗いが有効です。ちなみに手洗い後のアルコール消毒は必要はないとされています

 正しい手順を踏んで丁寧な手洗いをすることで、感染リスクを大きく低下させることができます。手間ですが、少しでもリスクを減らすため、面倒くさがらずに行うべきですね。

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