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勘違い上司もいるけれど…“いい部下”になって自分が得する3つの心得

学び

共通点1 ◇ 何かで1番になること

子どもの手と表彰台

 今回は、新入社員時代の自分自身の経験から、そして部下を持つ上司としての観点から、ビジネスを楽しむための「部下の心得」と称して仕事でチャンスを掴みやすい人の共通点を解説していきます

 強みもなくダメダメな社会人1年目の私が最初に考えたのは、社内で何の分野であれば1番になれるのか、ということでした。捻りだした結果、私の1番は「会社に誰よりも早く出勤すること」でした。

 それは早く出勤して先輩のデスクを漁って提案書や見積書を盗む(=見て学ぶ)作戦でもありました(今ではデスクの上にレターケースがないことが多いですが、当時はデスクの上のレターケースに提案書や見積書を仕舞って帰る方がいました)。

 もちろん、チャンスを掴むには事前準備が必要ですが、まずは「〇〇さんは△△が1番よね」。これを獲得するだけでも、仕事のチャンスは広がります。

この話の重要なポイントは…

 ちなみに、この新入社員時代の試みは習慣化され、今でも誰よりも早く出社しています。この話の重要なポイントは「主体的に選択」、そして「実行」したことです

 教わって対応することは対価(=給料)を得ているプロとしては当然のこととして捉えられますが、自らが選択し実行し続けたことにこそ、個人としての信用を引き寄せる要素が詰まっています。

 当時は狙って実行した訳ではありませんでしたが、振り返ってみて「何かで1番になる」というこだわりをもって行動したことが、部下として、また一個人として信用を得る結果を導いてくれました。

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