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年収1000万円も夢じゃない。初めての副業を成功させる3つの要点

コラム

 コロナ禍で仕事やライフスタイルに大きな変化があったという方や、昨今の働き方改革を受けて会社が副業解禁になったという方も多くいるでしょう。

コールセンター

※イメージです(以下同じ)

 この連載では、マーケティング塾を主宰している株式会社マーケティングフルサポートの代表・仙道達也が、副業・フリーランス・起業の始め方について、実際に副業やフリーランス、起業をスタートした人達の事例を織り交ぜながら解説していきます。

副業は「利益率」と「リスク」を見る

 会社員の方が、いざ「副業」をしよう、と考えるとき、ぜひ気をつけていただきたい点が2つあります。それは「利益率」が高く、かつ「リスク」が低い仕事を選ぼうということです

 まず、「利益率」について。副業でビジネスを始めよう、というときに、そのビジネスがどのくらいの「利益率」であるかというのは注意したいポイントです。例えば、仮に売上が100万円になるとしても、仕入に99万円かかるというのでは手元に1万円しか残りませんね。売上がいくら高くても、利益率が良い仕事でないと、どんなに働いても手元に収益は残りません。

 次に、「リスク」について。副業で始めたいというときに、大量の商品在庫を抱えてしまうようなビジネスというのはあまりお勧めしません。FXや株式投資など、ある程度まとまったお金を用意しないとならない金融商品の運用などもリスクだと考える方もいます。つまり、気楽に副業を始めたいという方には「利益率がよくリスクの少ない」ビジネスモデルを選ぶ必要があります。

高利益率で小リスクの“作業系副業”

パソコン 仕事

 では、利益率がよくリスクが少ないお勧めの副業とは、どんなビジネスモデルなのでしょうか。ここでは、大きく分けて「作業系」または「相談系」の副業をご紹介したいと思います。

「作業系」というのは、プログラミング、ライティング、デザイナー、動画制作などパソコン上でできる副業です。これらの作業系副業はある程度勉強することで、どなたでも始めることができますし、ニーズの多い分野でもあります。

 フリーランスのマッチングサイトなどに登録することで、法人や個人から直接仕事を受けることも可能になります。始めに技術を習得する際に、多少の自己投資は必要ですが、一旦スキルを身につけさえすれば、それ以降は全て「利益」になるので、比較的リスクが少なく利益率が高い副業と言えるでしょう。しかも、これらのビジネスは「在宅」で作業が可能なのも魅力的です。

 副業として手軽に始められそうに見える「アフィリエイト」や「転売」なども「作業系」です。アフィリエイトでモノを売るには、ライティングする必要がありますし、「転売」もオークションに出すために写真を撮ったり、説明文を書いたり、梱包・発送する作業が伴います。

 しかし、このような「作業系」が苦痛だという人も中にはいるでしょう。実は、私自身がそのタイプでした。副業を始めたばかりの頃は、アフィリエイトや転売にも手を出したことがありますが、すぐに自分は向いていないとわかりました。私は、家にこもってコツコツ作業をするよりも、もっと人と関わりたく、人の相談に乗ったり人の役に立つ話をレクチャーしたりしたいと思っていたのです。その方が「楽」だし、「楽しい」と思えたのです。

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