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副業選びのポイント「手を出してはダメ」な4つの副業

コラム

 マーケティング塾を主宰している株式会社マーケティングフルサポートの代表・仙道達也が、コンサル・コーチ・講師業などの「自身の経験や経歴を活かしながらできる相談系副業」についてお伝えしている本連載

副業

※イメージです(以下同じ)

 副業にはどんな仕事を選んだら良いのでしょうか。実は、私には、アフィリエイト、せどり、セールス電話代行といった様々な副業をした過去があります。それらの経験から、今回は「手を出してはダメな副業」を4つご紹介し、副業選びのポイントについてお伝えしていきます。

ダメ副業1:「続けると健康を害するような副業」

 手を出してはダメな副業1つ目は、これは当たり前と思われるかもしれませんが「続けると健康を害するような副業」です

 深夜シフトでの肉体労働や、睡眠時間を極端に削る必要があるようなもの、またノルマが厳しいなど、短期的にはある程度お金を稼ぐことができても、長く続けると健康に営業があるようなものは避けるべきでしょう。肉体労働でなくとも、寝る間を惜しんで転売ビジネスを副業でやって体を壊した、という知人もいました。

「副業として長く続け、いずれは独立起業を」と思うならば、健康で長く続けられる副業を選びましょう。

ダメ副業2:「好きでない副業」

副業

 次に、意外と陥りやすいパターンとして、「本業よりも好きでないことを仕事にしてしまう」というのが挙げられます。本業の仕事が終わった後や休みの時に副業をするのですから、「趣味よりも楽しいこと」「好きなこと」でないと続きません。やりたくないことを副業にするのはやめましょう。

 私の場合、副業を始めた当時の本業は派遣社員で、コールセンター勤務でした。パソコンのコールセンターだったので、お客様からかかってくる電話は、たいていがパソコンの使い方に関するトラブルシューティングで、お客様の困りごとを聞いてその場で解決するという仕事でした。

 その当時は、本業はお金のためにやっている仕事だと割り切っていたのですが、私が副業でコーチングを始めたときに「あ、もしかして、自分は人の悩みを聞いてアドバイスするのが好きなのかも」と気がついたのです。

 つまり、副業で始めたコーチングと、当時の本業だったコールセンター勤務には“人の悩みを聞いてアドバイスする”という共通点がありました。パソコンのトラブルであっても、私は人の悩みを聞くのが好きだったというわけです。

 副業のコーチングでは、クライアントさんの人生の悩みや仕事の悩みをうかがうことも多く、本業でパソコンの使い方の悩みを聞くよりも、より深くクライアントさんの「人生を変えるお手伝い」をしている、という実感が得られました。私にとって副業のコーチングが「本業よりも好きなこと」であったわけです

 しかも、派遣社員の時給はなかなか上がりませんが、コーチングは自分で価格を決めることができます。それが副業の「やりがい」になり、長く続けることができました。これから副業を始めたい、という人には「いずれ本業にしたいと思うほど好きなこと」をお勧めします。

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