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コロナ特需でポルシェを買った26歳カメラマン。「結婚式前撮り」が盛況で

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 ホテルや飲食店などを中心に、軒並みコロナ不況に陥っているなか、意外な職業が利益を出していた。先見の明と確かな戦略と少しの運でこの有事を追い風にする「儲けの秘密」とは? 逆風のなかで「勝つ」ヒントを聞いた。

コロナ特需(儲)の真相

本来結婚式にかける予算を写真撮影に注ぐカップルが増加しているそう ※写真はイメージ/PIXTA

コロナで「前撮り」ブーム到来!売り手市場続くか

 スタジオや店舗内で商品やモデルを撮るカメラマンの多くは、コロナ自粛で現場が吹き飛んだ。そんななか活況を呈しているのは、結婚式の前撮りを請け負うカメラマンだ。宮路弘大さん(仮名・26歳)は、休日返上の忙しさだとか

僕の会社はスタジオではなく銀杏並木や東京駅の丸の内広場などの、いわゆる『映える』ロケーションでカップルを撮ります。コロナで結婚式は自粛になったけど、せめてきれいな写真を残しておきたいという需要が高まっています。9、10月は例年だと閑散期ですが、今年は一番の繁忙状態です」

コロナ特需(儲)の真相

「前撮り」ができるフォトスタジオはコロナ禍で増加の一途。衣装、メイクがセットになったスタジオは都内近郊でも300軒以上あるとか ※画像はマイナビウエディングHP、特集ページより

 なにしろ1日で3現場をハシゴすることもあり、早朝4時に出かけて各現場で撮影し、帰社後は写真の色み調整の作業。カップルとの打ち合わせやメールのやり取りなどの事務作業もあり、帰宅が深夜に及ぶのはザラなのである。

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