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コロナ下のオンライン面接を突破。転職成功者たちが明かす攻略方法

学び

「交通費や時間を節約して準備にあてた」

■ 食品業界→広告会社(Nさん・25歳)

 最後に話を聞いたのは、Nさん(25歳)です。社会人4年目、食品業界の法人営業から、未経験分野である広告会社の企画職に転職が決まりました。

転職者

未経験の業種への転職を決めたNさん

「前職では、裁量を持って仕事を進められなかったのが不満点のひとつ。将来的に成長を望めないと判断したため、第二新卒の間に転職をしようと決断しました

 転職活動をはじめた当初は、ご自身が何をしたいのか明確でなく「ふわふわした状態」だったというNさん。たくさんの企業との面談を受けるなかで、ご自身の強みや、やりたいことがハッキリしてきたといいます。

「応募企業数は30社程度で、最終面接まで進んだのは2社でした。ここまでたくさん受けることができたのも、オンライン面談だからこそ。交通費や時間を節約できるし、その分、面接の準備時間などにあてることができました」

 今回話を聞いた4人とも「オンライン面談」にいかに慣れるかが分岐点といいます。いきなりアウェーな空気を感じながら挑むよりも、事前に知人や家族に頼んで、慣れておくのも手かもしれません。みなさんの「ウィズコロナ」の転職活動を勝ち抜くヒントとしてみてください。

<取材・文/黒岩秀利 取材協力/「ゲキサポ!キャリア」>

大学卒業後、ロンドンでフリーライターとして活動。帰国後、大手広告会社で、求人広告の記事制作に従事。現在はフリーランスとして、Webライターの他にも、編集、ディレクションなどをやっています

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