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自分は頭が悪い、と感じたら…頭の中のゴミをクリアする“言語化の練習”

学び

 こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「“思ったことをそのまま垂れ流す訓練”をしてみよう」です。

悩む男性

※画像はイメージです(以下、同じ)

「自分はなんてアタマの回転が遅いんだ」と悩んでいる人、多いですよね。ぼくも20代前半はそれが一番の悩みでした。

 具体的には「何かを考えている気はするんだが、それが深まらない」とか「きちんと考えていることを言語化できず、何も考えていないように思われてしまう」という感じでした。いろいろと本も読んだのですが、なかなかこの悩みは解決できませんでした。

結局、言語化トレーニングが足りていない

 最終的に、ぼくは「言語化トレーニングをしまくること」で抜け出しました。
「言語化」だと固いですね。「思ったことをそのまま垂れ流す」とでも、いいましょうか。

 いつまでも同じところをぐるぐるしちゃうこと、あなたにもあると思います。どんなに頭のいい人でも、考えるだけでは頭の中にゴミがたまってしまうし、足も動かなくなってしまいます。

 世の中にはさまざまな思考整理本がありますが「思ったことをちゃんと言語化しようね」というメソッドがかなりの数を占めています。各著者の方々がいろいろなフォーマットを紹介してくれていますが、煎じ詰めると「思ったことを垂れ流すためのサポートツール」と言えます。

思ったことをとにかくそのまま書いていく

ウッドテーブルに並べたノートパソコンとコーヒー 小物雑貨

 とにかく思ったことをパソコンでも、ノートでもいいから書いてみましょう。日記でもいいし、ワードに書き下してもいいし、Facebookに投稿してもいいし、noteのアカウントを作ってもいいし、なんでもいいんです。

 思ったこと、頭に浮かんだことをそのまま言葉に落とし続けていく。これができてくると、「あ、自分ってこんなこと考えてたんだな」「こんなことに悩んでたんだな」っていうのがわかるようになっていきます。で、それをまとめて他の人と話したり、本を読んだり、動画を見たりすることで、「あ、確かにこうすればすぐ解決するじゃん」と思えるようになります。

 そこで気づいたことを垂れ流していき、また思考が深まり、整理されていく。この繰り返しでクリアな頭や、深い考え、自己理解、将来の目標や人生ビジョンが見えてきます。

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