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コロナで浮き彫りになる「ただ会社に行くだけの人」と「成果を出している人」の決定的な差

学び

 こんにちは、戦略コンサルタントのShinです。今日のテーマは「“あなたは何のために仕事をしているの?”に真正面から答えなければならない時代がやってくる」です。

通勤 出勤

※画像はイメージです(以下、同じ)

 新型コロナウイルスの影響が想像以上に大きく、すでにさまざまな企業が対策を打ち出しています。特に影響が大きい航空業界やホスピタリティ業界は、従業員への休暇要請や人員削減等を始めています。その他の業界でも、同様の動きが見られ始めています。

 もともと45歳以上の早期退職をさまざまな企業が実施していましたが、コロナにより人員削減の流れが大きく加速すると考えられます。在宅勤務が中心となることで、「ただ会社に行くだけの人」と「実際に成果を出している人」の差分が明確化され、前者の人はたとえ勤務年数が多いとしても退職勧告をされざるを得ない状況になるかもしれません。

 年功序列はすでに崩壊しかけていましたが、今回の状況でさらにその崩壊スピードは加速します。そのような時代に対応するために、ぼくたちは「あなたの価値は何か」という暗黙の問いに答え続ける必要があるのです。

「言われたことをしぶしぶやる」から価値は生まれない

 日本の教育は「詰め込み式」と言われます。詰め込み自体は悪いとは思わないのですが、問題は「毎日が“やらされ”で埋め尽くされる」ということだとぼくは考えています。毎日の時間割と宿題があり、高校や大学は偏差値の高い順に志望する。

 答えのある問題をたくさん解いてパターンを暗記し、それをベースに受験に挑む。それを続けていくことで、ぼくたちの主体性が摩耗していきます。そして、主体性が摩耗したままなんとなく就職活動をして、そのまま働く人たちがたくさんいるのです。

「ただ会社に行って、お金をもらう」「言われたことを最低限やる」というスタンスが許されていた時代は、それでもなんとかなりました。しかし、コロナの影響で余計な人材を抱えることが現実的に難しくなったこと、また想像以上に「仕事をしているフリ」をしてお茶を濁していた人が多いことが分かったことが判明した現在、それはもはや許されなくなっています

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