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キャッシュレス戦争の勝者は「d払いなどの通信系」。その理由は…

コラム

キャッシュレス市場の動向に注視を

キャッシュレス

著書を持つ美崎氏「2024年にかけて、本格的にキャッシュレス生活が浸透します」

 実際、プラットフォーム上でクレジットカード会社のスマホ決済を見据えた戦いが始まっている。2024年に向けたキャッシュレス決済サービス各社の動向は、ユーザーにとっても他人事ではないと美崎氏は指摘する。

「先述したVISAとApple Payの不提携により、日本では特殊なフローで利用はできるものの、海外では一切、VISAを使うことができません。これからキャッシュレス決済が淘汰されるなかで、利用するサービスの利便性に大きな差が生まれます。2024年にかけて、本格的にキャッシュレス社会が浸透するなかで、私たちユーザーも各社の動向を注視する必要があるでしょう」

 ますます当たり前になる「キャッシュレス生活」。他人よりいち早く導入することで、よりお得で便利な日常を手に入れられるだろう。

<取材・文/藤冨啓之 撮影/詠祐真>

【美崎 栄一郎】
経営・商品開発コンサルタント、ビジネス書作家、講演家。花王株式会社で商品開発のプロジェクトリーダーや他社とのコラボレーションを推進し、独立。著書に『iPadバカ タブレットにとり憑かれた男の究極の活用術』(アスコム)、『快速エクセル 会社では学べない一生モノの時短術(できるビジネス)』(インプレス)など

WEBコンテンツ制作会社「もっとグッド」代表取締役。ライター集団「ライティングパートナーズ」の主宰も務める。オウンドメディアのコンサルティングのほか、ビジネス・社会分野のライターとしても活動

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