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しつこい営業LINEにうんざり!イベント主催者に本音で切り込んだら…意外な結末に

コラム

 LINEを使った宣伝やお願い、そういったことを友人や知り合いから頼まれたことはありませんか? 1度や2度ならまだしも、しつこくそういったLINEが送られてくると、面倒に感じるのではないでしょうか。今回は、そんなLINEでのお誘いで面倒な思いをしたエピソードをご紹介します

コンサート イベント

※イメージです

 都内で教育関係の仕事に就いている飯島康文さん(仮名・28歳)は、音楽系のイベントを頻繁に開催しているHという友人のことで、少し悩んでいました(追記:コロナ感染前の出来事です)。

LINEを使ったイベントのお誘い

「Hは社会人になってから知り合った友人なのですが、クラブなどを使った音楽イベントを開催する、いわゆるイベンターをやっているんです。何度か誘われて、そのイベントに参加してみたのですが、どうも空気感が合わなくて、もう行くのはやめようと思っていたんです」

 しかし、飯島さんの気持ちを知らないHさんからは、また「次のイベントに来ないか」というお誘いがLINEで送られて来ます。断ればそれ以上は何も言ってこないHさんでしたが、毎回断りのLINEを送ることに飯島さんは少しばかり後ろめたさを感じていたのです

 しばらくすると、またHさんからイベントのお誘いと詳細がLINEで送られてきました。飯島さんは、このままずっと断り続けることに気まずさと限界を感じていたので、思い切って「会場の雰囲気が苦手だったから、今後も行けないと思う」と伝えてみました。

お断りLINEの返信は…

LINE

※画像は取材をもとに編集部とライターで作成(以下、同じ)

「返信してからすぐに、イベントの良さやどんなにすごいことをしているかというアピールのようなLINEが送られてきました。それもかなりの長文を連投されて正直、面倒だなと感じてしまいましたね。結局行けないという僕の意見には触れてくれませんでしたし」

 勇気を出してイベントに参加できないことを伝えた飯島さんの勇気は無視される形となってしまいました。さらに、以前は一度断れば納得していたHさんでしたが、断っても開催直前になると、改めてLINEを送ってくるなど、しつこいお誘いを繰り返すようになり、飯島さんの悩みは増えていきました。

 そんなある日、Hさんと共通の友人であるMさんと会うことになり、そこでMさんにしつこいお誘いLINEのことを相談すると、イベントの真相を聞かされることになりました

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