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確定申告で発覚した「勤務先のウソ」。契約社員と言われていたのに…

学び

セクハラ・パワハラが横行する社内事情

セクハラ

「契約内容にも不満がありましたが、他にもセクハラ・パワハラ問題もあります。部署の飲み会では『最近ヤッたの、いつ?』とか『編集部員の誰かとヤラなきゃいけないとしたら、誰選ぶ?』とか、おっさん社員が普通に聞いてくるんですよ。性的な話で場を盛り上げられると思ってる時点で、『終わってるな』と呆れました」

 これだけコンプライアンス遵守が叫ばれる中で、堂々と1発アウトな発言をするんですね。

「他にも、私がスケジューリングミスをした時には、仕事の進め方を怒るワケでなく、『(俺が)ムカつくんだよ』と感情的に怒鳴られたこともありました。もちろん、私の落ち度ではあるんですが、怒られるポイントが筋違いだな……と、反省した素振りでやり過ごしました」

フリーランスにも出社を強要

「正社員からのいじめもあって、月末に経費を提出すると経理に到達する前に『この領収書、筆致がおかしいので偽証です』という付箋を貼られたりするんです。仲の良いデスクがそれに気付いて剥がしてくれるのですが、私の経費をあら探しするようにチェックされていると思うと、気持ち悪いです」

 さらには、働き方改革にも逆行した社風もあるようです。

「驚いたことに、正社員はリモートワークが禁止されているんです。『仕事は社内でするもの』という考え方が染み付いているので、本来は自由に働けるはずのフリーランスにまで出社を強要するんです。

 正社員からは『ラクできて良いね』などと嫌味も言われますが、『私にはこの会社以外の仕事もあるんだよ』と内心で反論しています」

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