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20代は飲み会での「お酌」否定派が7割超。では40-50代は…?

学び

 目上の人は上座に、瓶のラベルは見えるように注ぐといった飲み会のマナーは多種多様。現在ではそうしたマナーも比較的緩くなってきたように感じますが、その中で少し悩んでしまうのが上司へのお酌や料理の取り分け。

お酌イメージ

※画像はイメージです(以下同じ)

 飲み会で「一応」と思い、お酌をすると、「あ、じゃあ1杯目だけ。あとは手酌で……」と言われたりなどお互いに曖昧な飲み会マナーとしてするか、しないかを探り合っているように感じます。

 そこで今回、20代の若手男女100人と、40~50代上司世代の男女100人に「飲み会でのお酌や料理の取り分け」のアンケート調査。実際、両者はどのように感じているのでしょうか?

20代の大半が「面倒くさい」と感じる

 早速、20代のアンケート結果から見ていきましょう。

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Q. 飲み会のとき、上司や先輩にお酌をしたり、料理を取り分けたりするのは面倒くさい?

はい:76%
いいえ:24%
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 結果は76%と若者の過半数以上が面倒くさいと感じている結果になりました。では詳しい理由を順番に見ていきましょう。まずは少数派の「面倒くさくない」と答えた若者の意見から。

 全体を見てみると「世話をするのが好きだから」(24歳・奈良県・女性)、「コミュケーションなので」(26歳・鹿児島県・女性)といった肯定的な理由を述べる人もいますが、それ以上に「特に理由はない」(21歳・大阪府・女性)、「気にならないから」(29歳・福岡県・女性)といった意見が目立ちます。

 また、なかには「やらなければ気が利かない人だと思われてしまう」(28歳・埼玉県・男性)という上司の評価を恐れる若手の複雑な心理を述べる人もいました。

 とはいえ、単純に「マナーだからとりあえずやっとく」のがホンネという印象でした。

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